Webテクノロジー 2004年7月16日 00:00

Apache、Java 開発を支援する『Maven』の正式版公開

著者: Sean Michael Kerner  オリジナル版を読む
2004年7月16日 00:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

Java 開発において最も重要な部分となるのが、なるべく時間をかけずに、開発作業の包括的な状況を把握することだ。Apache Software Foundation (ASF) はこの点に関するソリューションとして『Maven』を開発しているが、先ごろついに正式版の『Maven 1.0』を公開した。

Apache Maven プロジェクトでは、Maven について、Java 開発プロジェクトを管理し理解するツールと定義している。Maven は「プロジェクトオブジェクトモデル (POM)」によって、プロジェクトの開発と管理を制御する。POM は、開発物のビルド、ドキュメント作成、サイト発行と配信を制御し、作成した POM は XML ファイルに保存できる。また Maven は、ソースコードのメトリクス、メーリングリストや開発者および依存関係リスト、開発プロセス文書、ソースリポジトリから直接生成した変更履歴、そしてソースの相互参照など、多数の重要要素を自動作成できるツールを備えている。

Maven のアーキテクトリリースマネージャ、Jason Van Zyl 氏は、「Maven は Perl の『CPAN』に似ている。CPAN でも開発物のリポジトリや、プロジェクトを構築する簡単な手段が手に入る。しかし私の知るかぎり、CPAN には Maven のようなモデルがない。POM はプロジェクトの正当な情報源で、非常に容易なサイトおよびレポート作成を実現する」と述べた。

Maven 1.0 は、開発チームにとって非常に大きな成果だが、Van Zyl 氏は次なる発展に専念している。同氏によると、今後6週間以内に、バージョン2.0のアルファ版を出すという。「Maven のような商用製品はないと理解している。しかし Maven 2.0 が登場すれば、数多くの商用ツールが Maven を統合することになる」と Van Zyl 氏は語った。



トップページ | 画面トップ

Copyright 2008 Jupitermedia Corporation All Rights Reserved. http://www.internet.com/