Download.Ject とは、Microsoft の Web サーバー『IIS』に感染するサーバー側のトロイの木馬で、ユーザーが感染サイトにアクセスすると、IE の脆弱性を利用して、悪質ファイルをダウンロードさせるというものだ。Microsoft はこれまでユーザー側の対策として、悪質ファイルの検出/削除プログラムや、暫定的なセキュリティ更新プログラムの提供を行なっていた。攻撃発生後、同社と捜査当局が協力して、Download.Ject 攻撃に関係したロシアのサイトを閉鎖したことで、Download.Ject 攻撃そのものは早期に沈静化したが、IE の脆弱性については抜本的な対策が遅れていた。
今回の修正プログラムの適応対象となる OS は、『Windows NT 4.0 各版』『Windows 2000』『Windows XP (64ビット版を含む)』『Windows Server 2003 (64ビット版を含む)』『Windows 98』『Windows Millennium Edition (Me)』で、対象となる IE は、バージョン『5.01』『5.5』『6』だ。