Webテクノロジー 2004年8月30日 00:00

Microsoft、『Longhorn』のリリース時期を公式発表

著者: Susan Kuchinskas  オリジナル版を読む
2004年8月30日 00:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

Microsoft (NASDAQ:MSFT) は27日、次期 Windows OS (開発コード名『Longhorn』) の製品ロードマップを発表した。発表によると Longhorn クライアント版の出荷時期は2006年という。Longhorn については2年ほど前から話が出ており、ここ最近でも同社上層部の発言として、2006年出荷目標との言葉も聞こえていたが、今回公式に発表したことになる。

しかしこれは同社にとって大変な目標だ。出荷予定に間に合わせるため、Microsoft は Longhorn から一部の主要機能を削ぎ落とし、OS のリリース後に別途提供することを計画している。一方で、企業向けの Longhorn サーバー版のリリース時期については、2007年になると述べている。

Microsoft は今年2月、Longhorn の開発よりも、先にリリースする『Windows XP Service Pack 2』(XP SP2) の作成にリソースを集中させていることを明らかにした。このため、開発者が XP SP2 プロジェクトの支援にまわり、Longhorn の開発に遅れが生じていた。

元々の計画では、Longhorn はデータベース機能を統合したストレージサブシステム『Windows Future Storage (WinFS)』、Web サービス指向アーキテクチャをベースにしたメッセージ基盤となる『Indigo』、そして、グラフィック表示サブシステムの『Avalon』という、3つの主要なコンポーネントを備えて提供する予定だったが、今回 WinFS を Longhorn クライアント版リリース後、別途提供すると発表した。また Indigo と Avalon については、2006年に『Windows XP』および『Windows Server 2003』用としても提供するという。

WinFS は、『SQLServer』のデータベース インデックス化機能とコンピュータのファイルシステムを統合するものということになっている。そのため、画像や Eメール、さらにはドキュメントやメディアに至る様々な種類のファイルの保存と検索が容易にできる。2月に開催した年次開発者会議『Windows Hardware Engineering Conference』(WinHEC) で、Microsoft は WinFS が Longhorn の主要な革新的機能になると論じていた。また、同社会長兼最高ソフトウェア開発責任者 (CSA) の Bill Gates 氏は、WinFS の開発者向けバージョンが、2004年にはまず間違いなくできると述べていた。

こうした意気込みにもかかわらず、同社が WinFS を Longhorn クライアント版のリリース後に提供すると発表したのは上述の通りだが、Longhorn クライアント版のリリース時には、恐らく WinFS のベータ版が利用できることになるはずだ。

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