Intel (NASDAQ:INTC) は先ごろ、モバイル機器用の低コストプロセッサ『Celeron M』ファミリに、新モデル2種を加えた。既存の Celeron M ファミリ製品に比べて、モバイル機器用上級ファミリ『Pentium M』製品とのギャップが埋まっている。
新製品は、動作クロックが1.3GHz の『Celeron M 350』および1.4GHz の『Celeron M 360』で、いずれもフロントサイドバスが400MHz の製品だ。両製品は従来130ナノプロセスで製造していた Celeron M ファミリ製品の標準電圧モデルと異なり、標準電圧モデルでは初めて90ナノプロセスで製造している。またレベル2キャッシュも、これまでの512KB から2倍の1MB に拡大した。両プロセッサは、薄型軽量のノートパソコン用途を狙った製品だ。
これまで Celeron M ファミリの中で、90ナノプロセスで製造していたのは、512KB のレベル2キャッシュを備え、900MHz で動作する超低電圧モデルの『Celeron M 353』のみだった。全プロセッサファミリを見渡しても、130ナノプロセスによる製品は、ほとんど Celeron M ファミリに集中しており、今回の新製品投入により、プロセッサ製造プロセスの世代交代が大きく進んだ。
1000個ロット時の OEM メーカー向け卸売単価は、Celeron M 350 が107ドル、Celeron M 360 が134ドルとなっている。