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EarthLink の開発部門、SIP 利用のファイル共有ツールを独自公開EarthLink (NASDAQ:ELNK) の研究開発 (R&D) 部門が、セッション制御プロトコルの SIP を利用する概念実証型のファイル共有アプリケーション『SIPshare』を独自に公開した。
SIPshare は、EarthLink の R&D 部門スタッフが開発したものだ。同部門は15日午後、R&D フォーラムサイトで SIPshare をオープンソースとして公開したことを明らかにした。同サイトでは SIPshare について、SIP プロトコルをベースにしたピアツーピア (P2P) アプリケーションで、単なる音声や映像通信以上のことができる可能性を示すものとしている。 SIP は、Internet Engineering Task Force (IETF) が標準化したセッション制御プロトコルで、映像/音声通信、チャット、電子会議、あるいはゲームなど、複合的なメディア要素を含む対話型のユーザーセッション確立に用いる。SIP は、VoIP アプリケーションで利用する例が多いが、EarthLink の開発者は、同プロトコルが企業向けの P2P アプリケーションにまで用途を拡大できると考えている。 同フォーラムサイトの説明によると、SIPshare は、通信可能な相手の検索や、共有コンテンツの検索、および SIP メッセージングを利用したファイルの転送ならびにダウンロード機能を備えるという。 EarthLink で R&D 部門副社長を務める Mark Petrovic 氏は、SIPshare の開発理由について、SIP を用いて現代的な P2P アプリケーション作成が可能なことを実証するためと述べている。同氏は SIPshare について、「せいぜいアルファ版」の出来で、重要な用途に充てるべきではないと警告する。 「SIPshare を自由に拡張したり修正を加えてほしい。しかし、重要な用途に使うのは止めた方が良い」と Petrovic 氏は述べた。 SIPshare は、Java で記述したアプリケーションで、Java 2 Standard Edition (J2SE) 環境を利用できれば、『Windows』『Linux』『Mac OS X』『Solaris』をはじめ、どんなプラットフォーム上でも動作する。 ただし、SIPshare は EarthLink の正式な製品ではなく、同プログラムについてのサポートはしないという。 関連記事
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