Apple Computer (NASDAQ:AAPL) は16日、インスタントメッセージ (IM) クライアント『iChat』Mac OS X 版に、システムの乗っ取りを許しかねない脆弱性が見つかったとして、アップデートプログラムを公開した。
同脆弱性は『iChat 1.0』『iChat AV 2.0』『iChat 2.1』にあるもので、IT セキュリティサービスの Secunia もセキュリティ勧告を公開し、その深刻度を5段階中2番目に高いと警告している。
同社のセキュリティ勧告によると、「問題は、接続前にリンクの確認が適切に行なわれないということだ。この脆弱性を突けば、ローカルリソースへの参照を埋め込むことで任意のプログラムを起動できる」という。
iChat は、同ソフトウェアのユーザー同士だけでなく、プラットフォームの異なる America Online (AOL) の IM プログラム『AIM』ユーザーとも IM のやりとりやテレビ会議もできるのが特徴だ。
AOL と言えば、同社も先月、AIM クライアントにシステム乗っ取りを許しかねない重大な脆弱性が見つかり、修正版を公開したばかりだ。