Webテクノロジー 2004年9月28日 00:00

IronPort、ウイルス発生から対策配備までの危険な時間に着目

著者: Susan Kuchinskas  オリジナル版を読む
2004年9月28日 00:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

Eメールセキュリティ製品およびサービスを手がける IronPort Systems は27日、Eメールセキュリティ アプライアンス『IronPort C-Series』各製品の最新版を発表した。同社によれば、新たに加わった『Virus Outbreak Filters』により、ウイルス発生の初期段階に対処できるという。

同社の国際マーケティング担当上級副社長 Tom Gillis 氏は、「ウイルス発生をほぼリアルタイムに検出できるため、事前防止的なセキュリティ対策の提供が可能になった」と述べた。

Virus Outbreak Filters は、顧客のメールをスキャンし、異常なトラフィックパターンや疑わしいメッセージを探す。IronPort C-Series アプライアンスはハードウェアとソフトウェアの組み合わせにより、疑わしいあらゆるメールを自動的に隔離する。同社の顧客には、ISP 上位10社のうち6社が名を連ねる。

「適切なウイルス対策が配備済みと判った時点で、隔離したメールを開放する。Virus Outbreak Filters は、従来型のウイルス対策システムに存在する、対応までの時間的ギャップを埋めるために用いる」と Gillis 氏は述べた。IronPort は、Sophos と提携して従来型のウイルス対策も提供している。Gillis 氏によれば、Virus Outbreak Filters は、従来型ウイルス対策で一般的なウイルス定義ファイルの配布より、概して4〜5時間前に対処できるという。

同社によれば、Virus Outbreak Filters は、ベータテスト中に発生した「my doom」ウイルスの亜種に関して、感染メッセージを従来型ウイルス対策より4時間48分早く検出し隔離したという。

同社は既存顧客に対し、新機能分の追加料金を加えたアップグレードとして新版を提供する。同製品は、年間ライセンス料とユーザー数に応じた料金を徴収する形で販売しており、最小構成で1台につき1万ドルだ。

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