IIJ、企業向けに迷惑メールフィルタリング機能を拡充株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は2004年9月28日、企業向け電子メールアウトソースサービスである「IIJ Mail ゲートウェイサービス」と「IIJ ポストオフィスサービス」に、10月28日より迷惑メール対策機能を追加することを発表した。
今回、IIJ は、米国 MX Logic 社と提携し、迷惑メールをフィルタリングする新機能を追加する。新機能では、受信したメールについて、迷惑メールである「度合い」を判定し、その情報をメールヘッダに付加するかたちでユーザーに提供する。その情報を利用することで、ユーザー側でハードウェアやソフトウェアの追加をすることなく、迷惑メールを振り分けたり、ゴミ箱フォルダに格納したりすることが可能となる。 MX Logic 社のフィルタリングエンジンは、いわゆる学習型だけのフィルタだけでなく、複数のフィルタ技術を組合せて総合的に迷惑メールの判定を行うことを可能とし、最高98%の迷惑メールをブロックすることができる。また、24時間監視体制でフィルタリングルールを更新することにより、新種の迷惑メールへの対応を実現している。 携帯電話やパソコンに勝手に送られてくる「迷惑メール」は、年々増加の一途を辿っており、米国においてはメール通信量の半数以上を占めるといわれるまでに急増している。迷惑メールは、企業のメールサーバーやシステム管理者の負荷を高めるだけではなく、ウイルス感染の原因となったり、詐欺の手段として利用されたりするなど、日本においてもその被害が深刻化している。 IIJ は迷惑メールに関する技術交流会を主催するなど、「業界全体での対応」を目指しているものの、法的な問題もあり、まだ ISP 各社の足並みは揃っていない模様。当面の迷惑メール対策としては、いかに防ぐかよりも、いかに効率よくフィルタリングするかに重点が置かれることになる。
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