IBM、『eServer BladeCenter』の新モデルを発表IBM (NYSE:IBM) は8日、ブレード サーバー製品『eServer BladeCenter』の新モデルを発表した。
IBM の BladeCenter 担当マーケティング ディレクタ Tim Dougherty 氏によると、BladeCenter の新モデルでは、処理速度とメモリ容量が向上したほか、電源管理ソフトウェアを搭載し、対応 OS が増えたという。 Hewlett-Packard (NYSE:HPQ) および Sun Microsystems (NASDAQ:SUNW) などの大手コンピュータ メーカーや RLX Technologies および Egenera といったブレード サーバー メーカーも、最近モジュラ型コンピューティングの主流となっている、1ウェイから4ウェイ構成の薄型ブレード サーバーの性能を向上させている。 IBM は、『eServer BladeCenter HS20』に5モデルを追加する。新モデルはそれぞれ、動作クロック2.8GHz から3.6GHz までの64ビット拡張テクノロジ対応『Xeon』プロセッサを搭載し、ストレージには小型の SCSI ハードディスク2基をオプションで搭載可能で、BladeCenter シャーシに14枚収めることができる。 Dougherty 氏によると、回転速度が毎分1万回転の SCSI ドライブ採用により、回転速度が毎分5400回転の IDE ドライブを用いた前モデルに比べて、速度で最大85%、容量で最大83%向上するという。 また HS20 は、新採用のホストバスアダプタにより、SCSI ドライブのホットスワップが可能になり、各ブレードでファイバチャネル/イーサネットポートを2倍に増やせるようになったと、Dougherty 氏は説明する。 ほかにブレード サーバー製品としては、『eServer BladeCenter JS20』の新モデルも発表した。プロセッサの動作クロックが1.6GHz から2.2GHz へと大幅に向上した。処理能力の向上により、ファイル サーバー/プリント サーバー/Web サーバー/コラボレーション サーバーといった用途の適性もいっそう増している。 JS20 は、Single Instruction Multiple Data (SIMD) 命令を用いたソフトウェアを運用することで、金融サービスやライフサイエンスといった分野の、高負荷用途に対する適性がさらに高まる。SIMD 命令を用いたソフトウェアは、IBM の新コンパイラ『IBM XL C/C++ Advanced Edition V7.0 for Linux』および『IBM XL Fortran Advanced Edition V9.1 for Linux』で作成できる。 IBM は今回、新モデルのほかに、BladeCenter プラットフォームの設計仕様公開に対する反響についても発表した。設計仕様の公開は、HP など競合相手に対抗するために行なっているもので、ブレード サーバー メーカーへの影響力拡大を狙っている。IBM によると、先月2日の発表以来、49社が同設計仕様の採用を申し出たという。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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