大日本印刷株式会社(DNP)は2004年10月19日、ゲートシステムメーカーと共同で、非接触 IC カードの共通フォーマットを策定するとともに、ゲートシステムとパソコン/ネットワークセキュリティを連動させた情報セキュリティシステムの開発に着手した、と発表した。
今回の取り組みによって、1枚の非接触 IC カードを、異なるメーカーのゲートシステムで使用できるようになるほか、DNP のデスクトップセキュリティソフト「TranC’ert」と、各社のゲートシステムを連動させた情報セキュリティ体制を構築することができる。
現在、非接触 IC カードを使ったゲートシステムには、企業内でメーカーを統一するか、もしくは、一人の社員が複数のカードを持つ必要があるなど、運用上の問題や、コスト面での障害があった。また、一人が開けたゲートで他の複数の人が入ってしまう「供連れ」が可能な場合があるため、実際の入退場記録とパソコンやネットワークの利用記録が合致しないなどの問題もあった。
今回、DNP は、TranC’ert で使用する非接触 IC カードのデータフォーマットを、ゲートシステムメーカーに提示し、共同でゲートシステム用非接触 IC カード共通フォーマットとしての策定作業を行った。
この共通フォーマットを採用した非接触 IC カードとゲートシステムの組み合わせは、メーカーや機種を問わず利用することができ、全社共通のセキュリティシステムを低コストで構築することが可能となる。
また、DNP は供連れ対策として、入室情報が書き込まれた非接触 IC カードがなければ、パソコンを起動することが出来ない、新しい TranC’ert も開発中。