ネットアップ、ストレージグリッド向けダイナミック仮想化エンジンを
企業向けストレージベンダーの日本ネットワーク・アプライアンス株式会社は2004年11月18日、 ストレージのグリッド化を目指すストレージソフトウェア最新版「Data ONTAP 7G」を発表した。 同社がストレージグリッド関連製品を国内で発表するのは、 今回が初めて。 同日から国内での受注を開始した。 販売は NetApp 正規代理店から行う。 Data ONTAP 7G は世界初(同社による)のダイナミック仮想化エンジンで、 物理的なストレージコンポーネントと論理的なストレージコンポーネントとをまとめ、自己最適化能力のあるストレージプールを作ることができる。 データ管理レベルの精度は、 クライアント企業のデータセットに応じて設定できる。 既存のストレージソリューションでは、 あらかじめストレージの割り当てとプロビジョニングなどの複雑な作業を要し、 また空きスペースがフラグメント化してしまう、という課題があった。 Data ONTAP 7G ではストレージリソースをプール化し、 システムの稼働中でもストレージ要件の変化に応じてその容量を調節できる。 またデータをクローン化する際、 瞬時にかつストレージを浪費せずに実行できる。 クローンのクローン化も可能。 Data ONTAP 7G の新機能の中で特に重要なのが「FlexVol」と「FlexClone」。 FlexVol は、 ストレージボリュームを特定の物理ディスクや論理ディスクに静的に接続する従来の方法とはまったく異なる、 動的に仮想化された自由度の高いデータコンテナを作成する機能で、 Snapshot や SnapMirror などのデータ管理機能を、 アプリケーションデータセットごとの要件に合わせて調整できる。 FlexClone は、 個別に書き込みできる FlexVol の複数のデータセットイメージを、 ほぼ瞬時に、ストレージに負担をかけずに作成できる機能。 クローンを変更した部分だけストレージ容量が消費され、 クローン化されたデータは元のデータセットに影響を与ない。 製品説明のため来日した 米国 Network Appliance、 アジアパシフィック担当バイスプレジデント、Tom Chin 氏は、 「わが社では、 企業におけるデータストレージをいかにシンプルに管理するかに注力してきた。 今回のストレージグリッドと仮想化を実現したことは大変重要な点だ」と語った。 また中国のストレージ市場に関しては、 「現在はまだ日本市場ほど重要ではないが、 中国 IT 市場の成長いかんでは、 数年後には日本市場に取って代わるかもしれない」 と語った。 同社は先日、データ保持ソフトウェア新製品の「LockVault」を発表したばかりだ。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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