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『Netscape』ブラウザの最新ベータ版、一部テスタ向けに提供開始America Online (AOL) は11月30日、Web ブラウザ『Netscape Navigator』の最新ベータ版を、一部のベータテスタ向けにリリースした。
最新ベータ版は、Netscape から独立した Mozilla の Web ブラウザ『Firefox』のコードを基にしており、人気が高まりつつある Firefox の機能や様式を多数取り入れている。しかし Netscape のブラウザであることを強調するかのように、青緑系の上品な色調は、従来通り維持している。 最新ベータ版は、ポップアップ制御、タブブラウズ、パスワード管理、そして Netscape が提供するコンテンツへのアクセスといった機能を備えている。しかし Netscape に近い筋によると、最も興味深いユニークな特徴は、ユーザーが2種類のレンダリング/レイアウトエンジンを切り替えて使えることだという。2種類というのは、『Internet Explorer』(IE) の描画エンジンと、Firefox の描画エンジン (Gecko) だ。この動きは、Microsoft 独自の IE 技術に基づく単体ブラウザ開発にも取り組んでいる AOL にとって、道理にかなっている。 現在 Web ブラウザ市場では、寡占状態にある IE があいかわらずセキュリティ問題に苦しんでいるため、Firefox や Apple の『Safari』といった新興ブラウザをはじめとする、IE 以外の選択肢となるブラウザが、IE の市場シェアを少しずつ削り取っている。Netscape ブラウザの最新ベータ版は、その追い風の中での登場となった。 あるアナリストは、ブラウザ市場における IE のシェアを88%ないし93%と推定している。 11月初めにお伝えしたが、調査会社 WebSideStory は、Netscape/Mozilla 系ブラウザの市場シェアが、6月の3.54%から10月末には6.02%へと2.48ポイント増加したと発表した。
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