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2004年12月6日 00:00

山之内製薬、IBM のグリッドコンピューティングを導入

日本 IBM は2004年12月6日、同社が構築したグリッドコンピューティングシステムを山之内製薬株式会社が導入し、10月14日から稼動を開始したことを発表した。

同システムの採用により、山之内製薬が取り組んでいる創薬リード探索技術「in-silico screening」において、高速・大量の処理が可能となり、同社の創薬研究が強化される見込み。

グリッドコンピューティングは、コンピューター、ネットワーク、ストレージなどのコンピューティング資源を仮想コンピューティングシステム化することで、グリッドを利用するユーザーやアプリケーションが、その IT 資源を利用できるようになるもの。

日本でも、ゲノム解析、タンパク質解析、化合物設計などの創薬プロセスなどのバイオ分野はグリッドコンピューティング技術の有力な応用分野として期待されてきた。

両社は、解析処理の高速化を図るために、2003年6月から山之内製薬筑波研究所内の PC 処理能力を有効活用するグリッドコンピューティングの導入を検討し、検証実験を重ねてきた。その結果、従来のシステムでは約3〜4週間必要だった処理が、3〜4日で完了するという高速化が実現した。

山之内製薬のグリッドコンピューティングシステムは、IBM のグリッドのノウハウを生かして、ネットワークに分散する PC の空き時間を活用し、ユーザーから1つの仮想システムとして利用可能にするグリッドミドルウェア「Platform ActiveCluster Desktop」を、数多くのノート PC に搭載して構成されている。

また米国 IBM は2003年1月、ライフサイエンスなどを対象にしたグリッドオファリングを発表し、創薬にかかる時間の短縮を推進している

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