Mozilla、『Thunderbird 1.0』の最終版をリリースオープンソース開発団体 Mozilla Foundation は7日、スタンドアロン Eメールクライアント『Thunderbird 1.0』の最終版をリリースし、同団体のサイトで配布を開始した。
今回は、Web ブラウザ『Firefox』のような世界規模のキャンペーンは行なわないものの、Mozilla Foundation は同様の成果を期待している。 Firefox 1.0 の公開にあたっては、公開を祝うパーティを催したり、『New York Times』紙に全面広告を掲載するための寄付集めを行なったりした。 今回の Thunderbird 1.0 公開は、同プロジェクトで共同責任者を務める Scott MacGregor 氏と David Bienvenu 氏の、2年近くにおよぶ努力が結実したものだ。両氏は2003年2月、Eメール/ネットニュース/IRC 各クライアントおよび Web ブラウザと HTML エディタを備える総合型インターネット スイート『Mozilla Suite』から、スタンドアロン型の Eメールクライアント開発プロジェクトを派生させた。両氏は1990年代半ば、Eメールクライアント『Netscape Messenger 4.x』の開発を行なった経験を持つ。 メールという単一の分野に特化した Thunderbird プロジェクトには、機能的に多岐にわたる Mozilla Suite プロジェクトにはない利点がある。つまり、開発者は Eメールクライアントだけに専念できるということだ。同様に利用者側としても、重厚長大な総合型スイートより、スタンドアロンのクライアントソフトには、軽快な動作を期待できる。 Firefox と同様に Thunderbird もセキュリティと機能性の充実度を成功のバロメータとしている。セキュリティ面で重視しているのは、スパムおよびウイルスメールへの対策だ。Thunderbird では、SpamBayes プロジェクトのスパム対策フィルタ『Bayesian』をスパム遮断技術のベースとして用いている。また Firefox と同様に、拡張機能のプラグイン機構を備え、個人ベースで開発した拡張機能の配布も、Mozilla Foundation で行なっている。 なお日本語版については、現在準備中だという。 関連記事 最新トップニュース
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