PalmSource が中国企業を買収、Linux 対応の Palm OS 開発へPalmSource は8日、中国の携帯電話向けソフトウェア開発会社 China MobileSoft (CMS)を買収し、Linux 上でソフトウェアレイヤーとして動作する Palm OS 新版を開発する計画を明らかにした。
南京に本社を置く CMS は、モバイル機器向けに最適化した Linux を開発している。発表によれば、買収は PalmSource が普通株160万株近くを発行して CMS の株式と交換する形式を取るという。 PalmSource は併せてオープンソースコミュニティに向けた文書を発表して、Linux への取り組みを強化する目的を説明しており、同コミュニティの支持獲得を目指していることは明らかだ。 Palm OS の新版は、Linux カーネルと特定のモバイル機器用サービスからなる基本的な Linux OS 上でソフトウェアレイヤーとして動作するという。Palm OS はモバイル機器用のユーザーインターフェースやミドルウェア、アプリケーションを提供する。PalmSource によれば、プラットフォームの再コンパイル後も、既存の Palm OS アプリケーションはそのまま Linux 対応版の Palm OS 上で動かすことができるという。 PalmSource は、今回の動きが Palm OS コードのオープンソース化につながるものではないことを明言しているが、コードの一部をオープンソースコミュニティに公開する可能性については先の文書の中で示唆しており、社長兼 CEO の David Nagel 氏も同様の発言をしている。 Nagel 氏は電話会見の中で、PalmSource がオープンソース分野に進出するのはこれが初めてではないことを強調した。同社は今年、オープンソースの統合開発環境 (IDE)『Eclipse』をベースにした無償の開発者ツールキット新版を発表しており、また Eclipse Foundation にも参加している。 PalmSource は Linux への対応を強化することでユーザー層の拡大を目指しており、それが自社と Linux 双方の利益につながると考えている。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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