Webテクノロジー2004年12月20日 00:00
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Yahoo! が動画検索サービスのベータ版を公開

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著者:Susan Kuchinskas
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検索対象コンテンツ形式の拡大を目指す Yahoo! (NASDAQ:YHOO) は15日、動画検索サービス『Yahoo! Video Search』のベータ版を公開した。America Online (AOL) の『Singingfish』を始めとするリッチメディア検索ポータルに新たな仲間が加わった。

動画を検索するにあたり、インデックス作成が必要となる。直接 Web ページから動画ファイルそのものにリンクを張っていれば、通常の自動 Web 巡回ロボット (Web クローラ) でも情報の収集はある程度可能だが、一般に動画コンテンツは、提供サイトが用意した Web 上のプレーヤで再生することが多く、通常の Web クローラではファイルの特定が難しい。そのため、Yahoo! Video Search では動画コンテンツの情報を収集し検索データベースに登録するために、メディアに関するメタ情報を記述した RSS フィードの URI を、クローラの巡回先として登録できるようになっている。登録は誰でも可能だ。

テキスト以外のコンテンツに RSS を利用する例としては、「enclosure」要素を用いる手法がすでに存在するが、Yahoo! Video Search はより便利な形として、メディアコンテンツに関するメタデータ拡張セットを用いた、『Media RSS』という形式による登録を現在受け付けている。なお『Yahoo! Search blog』によると、「enclosure」によってメディアコンテンツの情報を記述した RSS についても、近く Yahoo! Video Search のクローラで対応するという。

Media RSS とは『Media RSS Module』を用いた RSS フィードを指し、Yahoo! 検索チームの Jeremy Zawodny 氏によると、検索エンジンに適したコンテンツ情報を、メディアコンテンツ制作者が記述できるという。Media RSS Module が定義しているメタデータでは、出演者や制作者の氏名、メディアの再生時間、ライセンス条件 (creativeCommons RSS Module を用いる)、提供するファイル形式などを記述できる。Media RSS の仕様は動画に特化したものではなく、多様な形式を扱える。

また Yahoo! のメディア検索担当ディレクタ Bradley Horowitz 氏によると、同社は利用可能なストリーミングコンテンツやダウンロード可能な娯楽コンテンツをインデックス化するため、Blockbuster などのメディアサービス大手と提携したという。

「当社は動画戦略の一環として、RSS のブームと関連コミュニティの動きを活用している。個人や企業が RSS フィードを登録して、メディアコンテンツをクローラで収集できる仕組みを構築した」と Horowitz 氏は話す。

同氏は Media RSS について、「個人レベルで参加できるよう、メディアの大衆化を意図して設計したものだ」と述べ、動画コンテンツ制作者は複雑なコーディングに対応する必要がないと説明した。

Horowitz 氏は、Yahoo! Video Search がまだベータ版という点を強調し、ユーザーのフィードバックを参考にして、早急に改良を図ると述べ、「極めて近いうちに、多数の革新や変更を施して、お目にかける」と語った。

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