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2005年1月7日 00:00

Microsoft、スパイウェア対策ツールのベータ版を公開

著者Tim Grayオリジナル版を読む海外海外発
Microsoft (NASDAQ:MSFT) は6日、スパイウェア対策ツール『Windows AntiSpyware』のベータ版を公開した。

同ツールは基本的に、Microsoft が12月に買収したスパイウェア対策会社 GIANT Company Software のソフトウェア製品『GIANT AntiSpyware』の Microsoft 版だ。

発表によると、Windows AntiSpyware はユーザーのパソコン内を調べてスパイウェアを検出し、その脅威を取り除くほか、ユーザーが認めていないポップアップ表示やインターネット接続設定の書き換えを阻止するという。同ベータ版は、『Windows 2000』以降のシステムで動作する。

スパイウェアは日々新しいものが出てくるため、その識別情報を頻繁に更新する必要がある。そのため Windows AntiSpyware は、GIANT AntiSpyware と同じく GIANT の構築した情報提供コミュニティ『SpyNet』による最新の識別情報を利用する。SpyNet は任意参加型のコミュニティで、世界中の参加者から疑わしいプログラムについて情報を集め、スパイウェアということが判明次第、Windows AntiSpyware の全ユーザーに情報を提供するものだ。

なお GIANT が販売していた GIANT AntiSpyware だが、既存のライセンス契約者に対して Microsoft は、契約期間が切れるまでは GIANT AntiSpyware の方を用いるよう勧めている。GIANT 版は Microsoft 版に比べて対応プラットフォームが幅広く、サポート体制 (Microsoft は買収前と同等のサービスを維持する) や機能性も充実しており、既存契約者が期間満了を待たずに Microsoft 版に差し替えるメリットは無いためだ。ただし、今後 GIANT AntiSpyware を含む GIANT 製品の新規ライセンス販売や契約更新は行なわないという。

Microsoft とスパイウェアは、悪い意味で長年切っても切れない仲にある。同社の2つの主要製品『Windows』と『Internet Explorer』(IE) で見つかる脆弱性が、スパイウェアの格好の的になってきたためだ。しかし同社は、GIANT 買収による Windows AntiSpyware の提供で、不名誉なイメージを払拭しようという意向だ。

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