インテルのデジタルホーム構想とEntertainment PCインテル株式会社は2005年1月12日、2005年の経営方針および製品戦略説明会において、同社のデジタルホーム構想と対応するプラットフォームについて発表した。
インテルが描くデジタルホームのビジョンとは、家庭内のさまざまな機器が相互運用性を備え、ホームネットワーク全体でデジタルメディアを共有できるようにすることにある。 インテルはこのデジタルホーム構想に業界としての取り組みが不可欠として、業界団体「DLNA」(Digital Living Network Alliance)に設立メンバーの1社として参加している。DLNA は現在14か国、190以上の会員企業を有し、2005年には最初のリテール製品の投入と、個人のコンテンツ共有に対応した「ホーム・ネットワーク・デバイス・インターオペラビリティ・ガイド1.1/HMS」を発表予定だ。 インテルのデジタルホーム構想を実現するプラットフォームが EPC(Entertainment PC)だ。EPC はハイエンド PC のパワーにオーディオやビデオ機能を装備したもので、映画のダウンロード、録画、音楽の配信などをすべて同時に行うことができる。説明会のデモでは複数のディスプレイで違う映像を再生し、さらに同時に、ポータブルメディアプレイヤーとの同期も披露した。 EPC には、1つの物理プロセッサが仮想的に2つの論理プロセッサとして機能することによりパフォーマンスを向上させる「ハイパー・スレッディング・テクノロジ」が用いられている。同社では、ハイパー・スレッディングから大きく前進し、1つのプロセッサ内に独立に動作する2つのコアを搭載した「デュアルコア」や、1つのプロセッサに2つ以上のコアを搭載し、プロセッサレベルでの並列処理を実現する「マルチコア」も継続して推進する。 インテルは、2005年をデジタルホーム元年と位置づけ、ブロードバンドによる映画配信などの新たなビジネス機会の拡大と共にデジタルホーム構想と EPC の普及を目指す。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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