Webテクノロジー 2005年2月16日 00:00

OSDL、デスクトップ Linux 推進のため、機能要件文書を公開

著者: Jim Wagner  オリジナル版を読む
2005年2月16日 00:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

Linux を推進する業界団体 Open Source Development Labs (OSDL) は14日、デスクトップ Linux を成功に導くために、必要となる機能要件をまとめた文書を公開した。

OSDL のオープンソースアーキテクチャ専門家 Bill Weinberg 氏によると、この文書『Desktop Linux Capabilities (DLC) v 1.0』は、元々 OSDL のメンバーで起草したもので、その狙いは、独立系ソフトウェアベンダー (ISV)、パソコン供給業者、エンドユーザーなど、Linux をデスクトップパソコンで使うことを想定しているあらゆる人々の関心を集め、フィードバックを得ることだという。

Weinberg 氏は、「デスクトップに関して、選択肢があることが最善なのか、それとも統一こそ最善なのか、活発な議論がある。複数のデスクトップ仕様があることは、Linux やオープンソースにとって良いことなのか、悪いことなのか? 互いに異なる多くの意見がある中、健全な議論が進行している」と述べた。

DLC 1.0 は、OSDL のデスクトップ Linux ワーキンググループの1年以上にわたる作業の成果だ。同グループは、Linux を用いたクライアントシステムの要件をまとめた仕様を作成する目的で発足した。

同ワーキンググループは、その方針と DLC について、「独自の利点に立って、独自の強みを活かすデスクトップシステム仕様」の創出が目的と述べている。

ただし、既存のデスクトップシステムを模倣したり、複製しようとしているわけではない。同グループは、共存や相互運用性は不可欠としながらも、相互運用性だけにこだわるのは、デスクトップ Linux の革新性にとって、足かせになるとの見解を示す。

DLC 1.0 は、デスクトップ Linux に求められる機能要件について、「ハードウェア」「OS サービス」「アプリケーションサービス」「システムセキュリティ」「ブラウザ」「インストーラ」「アクセシビリティ」「基本ネットワークサービス」と、8つのカテゴリに分けている。同文書は、どの技術が適切か明言したり、要求仕様を公式に定めるといったことはせず、デスクトップ Linux を成功に導くための、目標を定めることだけを行なっている。

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