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携帯電話ウイルス『Cabir』が米国に上陸フィンランドのセキュリティ調査会社 F-Secure が、『Symbian』OS 搭載の携帯電話を狙うネットワークワーム『Cabir』の感染例が、このほど初めて米国で見つかったと報告している。感染が見つかったのは亜種の『Cabir.H』および『Cabir.I』で、場所はカリフォルニア州サンタモニカという。
オリジナルの Cabir ワーム『Cabir.A』は、携帯電話ネットワークを介して広がる初のウイルスとして、2004年6月に検出された。作者が Web ページに複数の亜種を掲載して以降、ヨーロッパとアジアに拡散している。携帯電話の端末から端末へと感染する能力を持つが、端末を再起動するタイミングでしか感染しないため、それが実質的に歯止めとなり、爆発的に広まる可能性を抑えていた。 しかし F-Secure によると、その後出現した亜種は (カリフォルニアで見つかった最新例も含め) 端末を再起動しなくても感染を広げることができるため、Bluetooth 対応で接続可能モードになっている端末は、通信圏内にある限りすべて感染のおそれがあるという。 Cabir は端末上のデータに実害を及ぼすわけではないが、Bluetooth による接続機能をすべて遮断し、端末のバッテリーを消耗させると F-Secure は説明している。 感染した端末は、Bluetooth のワイヤレス接続を介して他の無防備な端末を探し、ワーム自身を含んだファイルを送りつけるという。 すでにお伝えしたとおり、Cabir ワームは Symbian OS のファイル配布形式、Symbian Installation System (.sis) ファイルの形で自らを送信し、『Caribe Security Manager』というユーティリティになりすます。 ただし、「これで世界が破滅するようなことにはならない」と、F-Secure の調査担当ディレクタ Mikko Hypponen 氏は見ている。「Cabir の一般的な亜種は、非常にゆっくりしたペースでしか広まらないことが判明しているからだ」 関連記事
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