![]() ![]() ![]() ![]() 管理者向け「ワンストップ」コンソールを目指すIBMこの記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20050221/14.html
著者:インターネットコム編集部
国内internet.com発の記事
IBM がリリースした新「 Tivoli Storage Manager ( TSM )5.3」に含まれる新しいダッシュボードは、すべてのIT管理機能を1つのコンソールの下に統合するという同社の取り組みの出発点となる製品だ。
ニューヨーク州アーモンクに本社を置くIBMは2月18日、管理者向けに一貫性のあるユーザーインタフェースを作成するためのポータルである「 Integrated Solutions Console 」のデベロッパーサポートを推進すると発表した。同社では今年から来年にかけて、ほかのIBM製品用の管理ダッシュボードをリリースする計画だ。 新ダッシュボード「 Administration Center 」は、IBM のデータバックアップ、アーカイビング/リカバリー アプリケーションである TSM の従来バージョンに搭載されていた管理用Webインタフェースを置き換える。 このダッシュボードは、ISC に含まれる最初のソフトウェアアプリケーションであると同時に、ISC で2番目の 主要コンポーネントとなるもの。ISCは、管理機能を提供する各種コンポーネントをプラグインするためのフレームワークであり、これは統一的なユーザーインタフェースの下で社内情報を表示するイントラネットポータルに例えることができる。 昨年発表されたサーバ管理用の「 IBM Virtualization Engine 」に含まれる幾つかの管理機能は、既に ISC に組み込まれている。 IBM でオートノミックコンピューティングアーキテクチャ/技術を担当するディレクター、リック・テルフォード氏は、「これは、管理者がデータセンターのコンポーネントをどのように認識するかという視点に立って一貫性と統合を実現すること、各種コンポーネントの監視・管理のための統一的なビューを提供することを目指した取り組みの一部である」と説明する。 これらの機能を一つ屋根の下に収めることで自己最適化の価値を生み出すというのは、企業内でのネットワーク 運用方法の改善を目指した IBM のオートノミックコンピューティング戦略に添った方針である。 個別ベンダーや社内開発者によって作成された、ルック&フィールも機能も異なる種々雑多なダッシュボードを 混在させるのではなく、すべてのダッシュボードを1つのコンソールの下で運用できるようにする、というのが同社の方針だ。 開発者が ISC用のポートレットを作成するには、「 WebSphere Studio Site Developer 5.1.1 」、もしくは「 WebSphere Portal Toolkit 5.0 」と「 WebSphere Studio Site Developer 5.1.1 」が必要になる。コンポーネント型ポートレットのベースとなる技術は Java Specification Request-168(JSR-168)だが、IBM のポートレットで採用されている技術の中には同規格よりも日付が古いものもある。 IBM の将来リリースには Java Community Process ( JCP )の最終規格が盛り込まれる予定だが、テルフォード氏はサードパーティー製品を ISC に組み込む時期を明らかにしていない。 「 IBM の管理用インタフェースを統合することだけが目標ではない。それだけではもはや、当社の多くの顧客の総合的な要求に対応することができない。彼らはアプリケーションスイートポートレットにサードパーティーアプリケーションまでも統合できることを望んでいるのだ」とテルフォード氏は話す。 「顧客が単一のダッシュボード、単一のコマンドセンターを導入し、異種製品のユーザーインタフェースの表示と操作に関して一貫性を実現したいと思うのは当然だ」(同氏) |