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『Firefox』に新たな脆弱性、ただし新版で対応済みセキュリティ会社の iDefense は2月28日、オープンソース団体 Mozilla Foundation の Web ブラウザ『Firefox』を含む製品に、ヒープオーバーフローの問題があるとして、セキュリティ勧告を一般公開した。
Mozilla Foundation も2月24日、Firefox 最新版のリリースと同時に、同脆弱性に関する勧告を開示している。勧告によると、同脆弱性の影響を受けるのは、ブラウザの Firefox、メールクライアントの『Thunderbird』、インターネットスイートの『Mozilla Suite』で、それぞれ Firefox 1.0.1/Thunderbird 1.0.1/Mozilla Suite 1.7.6 で対応済みという。 iDefense の勧告では、問題の脆弱性により、攻撃者が遠隔的に任意コード実行を行なったり、ブラウザをクラッシュさせる可能性があるとしている。 iDefense のセキュリティ情報開示タイムラインによると、問題の脆弱性について、9日に Mozilla Foundation へ報告し、同団体は同日中に対応した。そして修正が済んだ後に発表という予定通り、一般向けの情報開示を28日に行なった。 iDefense の勧告によれば、問題の脆弱性は、任意コード実行につながるヒープ領域破壊を許しかねないもので、具体的には文字列処理関数に存在するという。これら関数のメモリ領域の扱い方に問題があり、文字列長が伸張する際にメモリ再割り当てに失敗すれば、特定のメモリ領域に任意のデータを書き込むことが可能になる。 Mozilla の勧告では、「ちょうどのタイミングでメモリが枯渇するなど、悪用のための条件を正確に作り出すことはありそうもない」と述べている。しかし iDefense によると、悪用に失敗した場合でも、ブラウザのクラッシュを引き起こす可能性があるという。
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