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視覚障害者にも配慮、KDE が最新版『KDE 3.4』をリリースデスクトップ Linux 環境を提供しているオープンソースプロジェクト KDE Project は16日、デスクトップ プラットフォームの最新版『KDE 3.4』をリリースした。最新版の特徴は、障害者にもコンピュータが使いやすくなるよう配慮した数々の機能を強化するとともに、6500件以上のバグを修正したことだ。
KDE の声明によると、昨年8月にバージョン3.3をリリースして以来、同プロジェクトには8万件あまりの貢献が寄せられている。最新版は「追加あるいは変更した、数百万行にのぼるコードやドキュメント」に、それを反映しているという。 KDE Project は、最新版の最も大きな特徴の1つとして、各種の KDE デスクトップ アプリケーションと連動するテキスト読み上げシステム『KDE text-to-speech』(KTTS) を新たに加え、障害を持つユーザーに対する有用性 (アクセシビリティ) を高めたことを挙げている。KTTS は、ファイル管理や Web ブラウザなど多彩な機能を持つアプリケーション『Konquer』や PDF ドキュメントで、テキスト読み上げ機能を利用できるものだ。 別の新アプリケーション『KSayIt』は、テキスト読み上げ機能をさらに一歩進め、KDE の全アプリケーションから出る通知を音声化する。このほか、視覚的コントラストを強めたテーマや、輪郭のはっきりしたモノクロのアイコンなども採用し、弱視など視覚機能障害を持った人への配慮を高めている。 Linux 標準化団体 Free Standards Group の作業部会、Accessibility Workgroup の代表を務める Janina Sajka 氏は、次のように述べている。「新しいリリースのたびに、KDE が障害を持つ人々に配慮した機能を強化していることを評価したい。こうした配慮のため、より多くの障害者にとって、KDE の魅力は高まる一方だ。KDE のこうした姿勢は、米国リハビリテーション法第508条の要件をはじめ、社会資本を (障害者も含め) 誰もが使いやすいようにしようと、世界中で広がっている様々なユニバーサルアクセスの求めに応える結果にもなっている」 関連記事
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