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テクノロジー2005年4月4日 03:00
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PHP のバージョン4系列とバージョン5系列に新版登場

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著者:Jim Wagner
海外internet.com発の記事
PHP Group は3月31日、オープンソースのスクリプト言語『PHP』のバージョン4系列とバージョン5系列の両方で多数の不具合を修正し、『PHP 4.3.11』と『PHP 5.0.4』をリリースした。

修正点は多岐に渡るが、セキュリティ会社 iDefense によると、同社が2月に PHP Group に報告した画像データの取り扱いに関する脆弱性も、新版で対応したという。

iDefense が3月31日に公開した勧告によると、画像のアップロード処理で用いる2つの関数 (php_handle_iff と php_handle_jpeg) に問題があり、プログラムが無限ループに陥る操作が可能という。iDefense は同脆弱性の存在を、PHP のバージョン4.2.2、4.3.9、4.3.10 および 5.0.3 で確認したとしている。

無限ループが発生すると、CPU リソースを完全に食いつぶし、応答が不能になったり、同一サーバー上の別のサービスにも応答性の問題が起きかねない。攻撃者は、細工した画像ファイルを getimagesize() 関数に引き渡すことで、これらの脆弱性を悪用できる。getimagesize() 関数は、GIF や JPEG、TIFF などの画像の大きさや色数を読み出すのに用いる関数だ。

この関数は、写真入りの Blog や『Wiki』などのように、PHP を使用していて、利用者に画像のアップロードを許しているサイトで用いる例が多い。iDefense Labs のディレクタ Michael Sutton 氏によると、この脆弱性はシステムを停止させるだけで、クラッカーによる Web サーバー乗っ取りにはつながらないため、致命的というほどではないという。

iDefense によれば、今のところ PHP の最新版をダウンロードしてインストールする以外にこの脆弱性を回避する方法はないという。PHP Group のサイトでは、新版へのアップグレードを「強く勧める」と書いている。

PHP 4.3.11 と PHP 5.0.4 は、PHP ダウンロードページで配布中だ。
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