Webテクノロジー 2005年4月6日 18:00

デスクトップ型のアンチスパイウェアは効果がない――Blue Coat 調査

著者: japan.internet.com 編集部
2005年4月6日 18:00 付の記事
□国内internet.com発の記事

ブルーコートシステムズ株式会社によると、 プロキシアプライアンスの米国 Blue Coat Systems が2005年3月14日、 スパイウェアに関する調査結果を発表した。

調査によると、 IT 専門家の大半が、 デスクトップ型ソフトウェアは企業のスパイウェア対策としては有効ではない、 と考えているそうだ。

Blue Coat では、 世界各地の企業で IT 業務を担当する専門家で、 デスクトップコンピュータのスパイウェア駆除にデスクトップ型ソフトウェア製品を使用した経験を持つ339人を対象に調査を実施した。

ネットワーク規模の内訳は、 ユーザー数500名以下の企業が39%、 501人以上1万人以下の企業が44%、 1万人を超えるユーザー数の企業が17%。 回答期間は2005年2月の1か月間。

対象としたデスクトップ型ソフトウェアは、 CA (PestPatrol)、Kaspersky、Lavasoft (Ad-Aware)、McAfee、Microsoft、 Spybot、Symantec、Webroot の各社が開発した製品。

調査では IT 専門家たちは以下のようなことを考えていることがわかった。

3か月前の状況と比較すると、 IT専門家の84%は、スパイウェア問題に変化はない、 または深刻化していると考えている。

また回答者の72%が、 市販されているデスクトップ型ソフトウェアは、 スパイウェア感染から企業ネットワークを保護するという意味では、 効果がない、と思っている。

さらに回答者の74%が、 デスクトップ型のアンチスパイウェアをインストールして実行しているにもかかわらず、自社ネットワークのデスクトップの一部または全部を再イメージ化している。

Blue Coat のマーケティング担当副社長、 Steve Mullaney 氏は以下のように語っている。

「近いうちに、スパイウェアはウィルスを上回る脅威となるだろう。 なぜなら、スパイウェアには、 利益の実現という目的とベンチャーキャピタルという後ろ盾があり、 かつ作成も容易だからだ。 消費者にとってはデスクトップ型ソフトウェアが唯一の対応策だが、 企業はゲートウェイ型アンチスパイウェアソリューションなどの“多層防御”戦略を導入しないかぎり、 対策コストは急上昇すると予測される…」

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