仮想マシンソフト『VMware Workstation 5』発売開始VMware は11日、デスクトップ用仮想マシンソフトウェアの最新版『VMware Workstation 5』をリリースした。新たに分散コンピューティング、スナップショット複数作成、環境複製などのツールを追加し機能を強化している。
VMware Workstation 5 は、OS 運用環境を仮想化する製品で、『Windows』『Linux』『Netware』『Solaris x86』などの x86 アーキテクチャ対応 OS 環境におけるアプリケーションの開発/テスト/配備を支援し、製品開発時間の短縮を実現する。 VMware Workstation 5 の新機能を順に紹介していこう。まず、新版には「Teams」(チーム) という名称の分散コンピューティング ツールが加わった。これは、複数の仮想マシンを連結して、分散運用するアプリケーションのテストを、ローカルマシン上で行なえるものだ。ネットワーク帯域やパケット損失率など、実際の分散運用で重要になる要素も設定できる。デジタルセキュリティ製品を手がける Entrust は、公開鍵基盤 (PKI) 用クライアントアプリケーションの開発およびテストに、新ツール Teams を用いている。 新版には環境複製機能も加わった。任意の仮想マシンをテンプレートとして指定することができ、複数のユーザーでこれを基本インストール環境として共有できる。 そしてスナップショット作成機能だが、これは仮想マシンの運用状態を複数保存できる機能だ。作成したスナップショットを用いて、非常に簡単な操作により任意の状態に復元できる。ソフトウェア開発にあたって、複数のサービスパックや異なる構成によるテストの実施が容易になる。 新版はホスト OS (VMware Workstation を運用する OS) 対応も強化し、『Windows XP』『Windows Server 2003 SP1』『Red Hat Enterprise Linux 3』『同 4』『SUSE LINUX Enterprise Server 8』『同 9』などの64ビット版に対応した。またホスト環境のハードウェア面としては、Intel の『Extended Memory 64-bit Technology』(EM64T) 対応プロセッサや、AMD の『Opteron』および『Athlon 64』など、x86 互換64ビット拡張アーキテクチャのプロセッサに対応した。 VMware Workstation 5 はすでに出荷を開始しており、Windows 版と Linux 版がある。価格は、ダウンロード購入の場合が189ドルで、パッケージ版は199ドルだ。30日間の試用版もある。 関連記事 最新トップニュース
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