「マイメディア」の実現に向けて、Yahoo!が持つアドバンテージとは?ヤフー株式会社は2005年4月20日、検索エンジンの専門イベント「Search Engine Strategies」にて基調講演を行い、「Yahoo!商品検索」機能拡張や Yahoo!サーチの方向性について発表した。
2月にβ版サービスを開始した Yahoo!商品検索はインターネット上の様々な店舗で購入できる商品を、商品名やキーワードを入力することで、まとめて検索ができるサービス。講演を行ったリスティング事業部検索企画室 室長の井上俊一氏によると「日本中にあるすべての EC サイトを網羅することを目指し、買い物の入り口としてナンバーワンになりたい」とのこと。 今回の機能拡張では、「関連検索キーワード」「価格指定絞込み」「カテゴリ指定絞込み」の3点が追加された。また、商品のインデックスも拡張された。 関連検索キーワードは入力したキーワードに似た商品を表示する機能。価格指定絞込みでは価格の上限と下限を指定する。カテゴリ指定では、例えば「iPod」と入力した後「本 コミック」のカテゴリを選択することで、「iPod 関連の書籍」を検索できる。 いずれも今回の Search Engine Strategies のタイミングに合わせてバージョンアップされたものだそうだ。なお Yahoo!の検索窓に“商品検索!”と入力するだけで同サービスにジャンプできるというちょっとした機能も加えられた。これはオークションなど、他の Yahoo!サービスにも対応する。 また、Yahoo!サーチの方向性としては、より個々人のユーザー視点に立つ「マイメディア」がその基本方針だ。 このマイメディアというミッションには、「Web サーチ」「Vertical サーチ(特定分野)」「Personal サーチ(情報管理)」「Shared サーチ(知識共有)」の4つの段階がある。 2004年5月より導入した YST で基礎となる Web サーチを固め、現在は商品検索や知恵袋など Vertical サーチの充実を図っているが、Personal と Shared に関してはインデックスの中にユーザーからのフィードバックを加えなければならない。 米国 Yahoo!ではすでに「My Yahoo!Search」というサービスにおいて、検索結果の保存やブロックなどのパーソナライズ機能を提供しているが、具体的に、日本でどのようなフィードバックを得るかは未定である。 しかしながら、ログインサービスである「オークション」や「ショッピング」などの購買行動と Personal サーチの連携という例を挙げ、「55ものログインサービスを提供していることが大きなアドバンテージになる」と井上氏。そして、「唯一、マイメディアを実現可能なポジションにいるのがヤフーだ」と述べた。 自分だけの検索結果を手に入れられる日もそう遠くはないようだ。 関連記事 最新トップニュース
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