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Microsoft の新ファイル形式は『PDF』キラー?Microsoft (NASDAQ:MSFT) が次期 OS『Longhorn』に採用する新要素の1つに、『Metro』というドキュメントファイル形式がある。ユーザーインターフェース内での高度な視覚効果の印刷をサポートするものだ。
Metro (開発コード名) は、XML を基盤にした新しいドキュメント技術のフレームワークで、Windows の次期バージョンに搭載となる。オープン形式のページ記述言語である Metro を使えば、レイアウトしたドキュメントを共有/印刷/表示/保管することが可能だ。特に印刷に関しては、ファイルサイズを抑えつつ印刷品質を向上させ、印刷効率を上げるという特長を持つ。 Microsoft はとりたてて強調していないが、同社の説明を聞く限りでは、Metro は Adobe Systemsの『PostScript』および『PDF』(Portable Document Format) 技術と多くの点で類似している。 ビットマップ方式では、画面上で見られる一部の特殊な視覚効果、たとえば Longhorn に搭載予定の『Aero Glass』技術による半透明処理などを、そのまま印刷することは難しい。この問題を踏まえ、Metro では印刷の品質と性能の向上を図ったと、Microsoft の Windows 部門製品マネージャ主任 Greg Sullivan 氏は述べている。 同社が解決したかったのは「ドキュメントやシステム全体で多用するようになったグラフィックスや半透明処理、細かな階調度を、いかにして表示/共有/印刷するか」という課題だと Sullivan 氏は話す。Metro 開発に際しては、画面で表示しているグラフィックスをそのまま印刷でも再現可能にし、同時に旧来の Windows が抱える印刷効率関連の一部問題点に対処することを目指した。 Metro を使えば、ドキュメントの作成者がファイルの改変を禁じることもできる。また、ドキュメント内での電子署名の実行にも対応しており、Microsoft は Metro ドキュメントに自社の情報コンテンツ保護技術『Windows Rights Management Services (RMS)』を組み込む計画だという。 こうした特長を聞くと、Adobe の PDF と非常によく似ているように思えるし、事実、Metro がもたらす利点は PDF と同じだ。しかし、Sullivan 氏はいかなる製品との競合も強調せず、Metro は PDF に取って代わるものではないと述べるにとどまった。PDF は1993年に登場し、現在ではさまざまなコラボレーションツールやサーバーソフトウェアに対応している。2003年には XML にも対応した。
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