EnterpriseDB、オープンソースベースの商用データベース提供へ新興会社の EnterpriseDB は23日、創立以来初の製品となる『EnterpriseDB (EDB) 2005』の公開ベータ版をリリースした。同製品は規模の大きな企業レベルのリレーショナルデータベース管理システム (RDBMS) で、Oracle (NASDAQ:ORCL) 製データベース用に作成したアプリケーションと互換性を持つという。
同社の創立は2004年3月だが、これまで製品発表などは行なっていなかった。 EDB 2005 は、オープンソース データベースの『PostgreSQL』を基に開発し、企業向けの独自機能を加えたシステムだ。同製品は、RDBMS の『EDB Database Server』、開発者および管理者用ビジュアルコンソールの『EDB Studio』、そして接続性コンポーネントの『EDB Connectors』から成る。EDB Connectors により、『Java』用データベース接続 API の「JDBC」や、同じくデータベース接続仕様の「ODBC」を通じて、『Java』『.NET』『ESQL/C++』『PHP』『Perl』『Python』などで開発したプログラムから、EDB 2005 にアクセスできる。 同社 CEO の Andy Astor 氏は、商用ライセンス販売を行なうオープンソース データベースの分野で競合する『MySQL』について、次のように語った。「大企業用途において必ずしも最良の選択肢ではない。わが社の製品のほうが、大企業用途に適している。データの完全性やパフォーマンス、データ処理の面で、わが社の製品のほうが上だ。現在、米国企業が採用している標準との互換性も備えている」 MySQL AB は昨年10月、最新版の『MySQL 4.1』をリリースした。同社は MySQL を、2種類のライセンス形態で提供している。1つは一般公的使用許諾契約 (GPL) のもと無償提供する形で、もう1つはサーバー1台あたり595ドルで商用ライセンスを販売する形だ。商用ライセンスには配備サービスも付く。 EDB 2005 に話を戻すと、公開ベータ版については無料で利用できる。正式版は今夏リリースの予定だ。ベータ版提供期間中は、技術サポートも無償提供する。 正式版のリリースとともに、EDB は年間契約 (金額は未定) による商用ライセンス提供へと移行する。商用ライセンスには、全アップグレードならびに全面的な技術サポートが付く。PostgresSQL は、オープンソースライセンスの1つである BSD ライセンスのもとで配布しているが、EDB は PostgresSQL に追加した機能に対して料金を求める。 「わが社が追加した機能は、いずれオープンソースコミュニティに提供する。オープンソースに付加価値を与えて販売する事業モデルは、まだ立ち上がったばかりだ。わが社はこの事業モデルについて、道理にかない、なおかつ興味深いものと思っている」と、Astor 氏は語った。 関連記事 最新トップニュース
|
なぜ勝った? 世界No.1シェアをつかんだ“Windows”(9月5日 11:00)
ソフトバンクモバイル、8月の純増数は約16万件――携帯電話契約数に関する速報(9月5日 14:40)
【今週の Web ミミズク】Google と Apple でにぎわうニュースサイト(9月5日 16:50)
1アール単位でお米を購入できる「農力村」がオープン(9月3日 18:10)
TCA、8月度の携帯契約数を発表――ソフトバンクが16か月連続純増 No.1 に(9月5日 18:00)
私の周りは“geek out”している人ばかり(9月5日)
|