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AMD、デュアルコアプロセッサ『Athlon 64 X2』の出荷開始AMD (NYSE:AMD) は5月31日、デスクトップおよびノートパソコンといったクライアントシステム用として、x86 互換64ビット拡張アーキテクチャのデュアルコアプロセッサ『Athlon 64 X2』の出荷開始を発表した。クライアントシステム用デュアルコアプロセッサ製品分野では、すでに競合相手の Intel (NASDAQ:INTC) が、先行して『Pentium D』を出荷している。
AMD は Athlon 64 X2 のターゲット層として、多数のソフトウェア アプリケーションを同時に稼動させる必要のあるコンピュータ ユーザーのほか、現段階では特定の消費者やデジタルメディアを愛好するユーザーなどを見込んでいる。こうした分野は、命令処理ユニットを2つ持つデュアルコアの利点が活きてくる。 AMD の製品マネージャ Teresa de Onis 氏は Athlon 64 X2 について、現行のプロセッサを用いた環境で感じる待ち時間のイライラ、いわゆる「砂時計」アイコンのイライラが解消すると述べた。デュアルコアの Athlon 64 X2 は、一部のデジタルメディアおよび生産性アプリケーションを動かす場合、現行のシングルコア Athlon 64 と比較して、最大80%性能が向上すると AMD は謳っている。 同社は、オンラインゲームやデジタルメディアなど、特定市場において Athlon 64 X2 の商機が整ったと自信を見せた。この点について de Onis 氏は、64ビットエコシステムのあらゆる要素が、ようやく整ったようだと述べた。 なお Athlon 64 X2 について、AMD と OEM 契約を結んでいる Acer、Alienware、Hewlett-Packard、Lenovo Group (聯想集団有限公司) をはじめとする、世界各国の主要システムベンダー40社以上が、サポートを表明している。 競合相手の Intel と長年パートナー関係にある Dell など、現在 AMD 製品をサポートしていない他のベンダーについて質問したところ、AMD は常に OEM 先企業との新たなパートナー関係構築を求めていると、de Onis 氏は語った。 出荷が始まった Athlon 64 X2 は、1MB の個別キャッシュブロックを2つ備え、動作クロックが2.4GHz の『Athlon 64 X2 4800+』をはじめとする、合計で4種類のモデルだ。以下、動作速度の速いものから順に、『Athlon 64 X2 4600+』『同 4400+』『同 4200+』があり、キャッシュ構成もそれぞれ異なる。価格は1000個ロット時単価で、4800+ が1001ドル、4600+ が803ドル、4400+ と 4200+ はそれぞれ581ドルと537ドルになっている。
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