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Red Hat、Fedora Project を開放Linux ディストリビュータ最大手の Red Hat (NASDAQ:RHAT) は3日、ニューオリンズで開催したユーザー コンファレンス『Red Hat Summit』で、同社が設立し、スポンサを務めてきたオープンソース開発プロジェクト Fedora Project を「開放する」と発表した。
Red Hat 次席法務顧問の Mark Webbink 氏によると、同社は Fedora Project の管理を目的とした団体 Fedora Foundation を設立し、同プロジェクトの開発活動と、同プロジェクトに提供されたコードに関する著作権の所有を移すという。 Red Hat によると、Fedora Foundation に Fedora Project を移管することによって、Fedora Project で行なう開発プロジェクトに、より広範囲なコミュニティが関与できるようになるという。これは Red Hat が手を引くということではなく、同社は Fedora Project に、今後も「相当な」技術および財務支援を提供し続ける考えだ。 しかしこうした方針に懐疑的な見方もある。調査会社 Burton Group のアプリケーション プラットフォーム戦略担当副社長兼サービス ディレクタ Gary Hein 氏は、Fedora Foundation 設立に関する Red Hat の意図について、懐疑的な見解を示した。 Hein 氏は取材に対し、次のように語った。「Red Hat が Fedora Project を開放する意図について、同社から直接話を聞きたい。Red Hat が Fedora Project と緊密に連携してきたのは、悪いことだったとは思わない。わたしの知るかぎり、Fedora Project と Red Hat の関係が近すぎるからという理由で、Fedora Project に自分の開発物を提供しない者がいる、といった証拠はどこにもない」 さらに Hein 氏は続けて、「懸念すべきリソースや利益性の問題から、Red Hat 自身が Fedora Project と距離を置きたいために、今回の動きに出たのではないかと思っている。パートナーシップやコミュニティとの関係からも、それ以外に説得力のある理由が見当たらない」と述べた。 また Red Hat は3日、オープンソースを保護する枠組みとして『Software Patent Commons』の策定に取り組むことも発表した。これは、著作物についてどのように使用許諾を与えるかという問題を体系化し、より活発な著作活動の発展を目指す国際的な非営利団体 Creative Commons のコンセプトによく似ている。Software Patent Commons は、特許に対する懸念を軽減して、ソフトウェア開発者が自由に協同作業を行なえるよう支援するという。 関連記事 最新トップニュース
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