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Macromedia、次世代『Flash』環境を発表Macromedia (NASDAQ:MACR) は6日、新しいコンピューティング時代構築につながるプラットフォーム、『Flash Platform』を発表した。あらゆるブラウザやオペレーティングシステム (OS) および端末機器において横断的に、リッチなコンテンツとアプリケーション、およびコミュニケーションを可能にするプラットフォームだ。同社の『Flash』技術によるリッチコンテンツ作成環境に引きつけることを狙い、開発に役立つツールなどを満載している。これとあわせ、Macromedia は、同プラットフォームの軸となる次世代 Flash Player (開発コード名『Maelstrom』) のベータ版も公開した。
Flash Platform は、汎用クライアント ランタイム、公開ファイル形式 (SWF) 仕様、強力なプログラミングモデル、実績ある開発ツール、専用サーバー技術、および統合ソリューションなどを完備した、開発プラットフォームだ。Flash ベースのユーザー インタフェース (UI) 開発に必要なものを、すべて提供する。 Macromedia の副社長兼最高ソフトウェア開発責任者 Kevin Lynch 氏は、Flash について、次のように説明している。「現在、Flash は非常に多くの携帯機器で使われている。そして、対応する OS も『MacOS』『Linux』『Solaris』など多様で、サーバー側も『J2EE』『.NET』など広範に及ぶ。Flash は、これらどの環境でも使える」 なお、Macromedia は今年2月、Nokia とライセンス契約を結んでおり、モバイル Flash 技術が Nokia の『Series 60』プラットフォームに組み込まれることになっている。Nokia は、他のソフトウェアプラットフォームも Flash 対応にすることに合意ずみだ。 Flash Platform は、リッチな UI 構築を容易にする独自の宣言型マークアップ言語『MXML』も提供する。MXML は、Microsoft の『XAML』に似た設計思想を持つ。どちらも、開発者が UI と手続き型コードを分離できる XML ベースのマークアップ言語だ。 MXML を使った狙いは、組み込むデータの再プログラミングを大して行なわずに UI を変更できることにある。Lynch 氏は、その利点を、プラットフォームごとに異なるコードを要する Java と対比し、次のように説明している。「1度 UI をダウンロードすれば、必要に応じてデータを取り出せる。MXML だけで、あらゆるブラウザに対応する」 Macromedia は、パソコンのブラウザを使わずとも Flash ベースのアプリケーションをホスティングできる方法を開発者に提供しようと目指している。MXML はその実現に中心的な役目を果たすものだ。どんな環境でも Flash ベースのアプリケーションをホスティングできるアプローチを、同社は「随時コンピューティング」と呼んでいる。 なお、Macromedia は、可能な限り多くの開発者と接触の機会を確保しようと、オープンソースの統合開発環境 (IDE)『Eclipse』を手がける非営利団体 Eclipse Foundation に加盟した。 IT 関連調査会社 Burton Group のアナリスト Peter O’Kelley 氏は、この動きを評価し、次のように述べた。「Macromedia が Eclipse に加盟する戦略をとったことの意義は大きい。これによって開発者は、別のツールを使わなくとも、Flash の機能を利用できるようになる」 関連記事
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