あのマイケルが自殺未遂? しかしそれは悪質プログラムへの甘い罠ウイルスおよびスパム対策会社 Sophos は9日、スキャンダルな話を餌にして、トロイの木馬の感染を図るメールに注意するよう警告した。
問題のメールは、大物芸能人としてのマイケル ジャクソンに対する世間の好奇心や、同氏が児童虐待に問われ、現在評決待ちの裁判に対する大きな関心につけこむものだ。 メールの件名は、「Re: Suicidal aattempt (自殺未遂)」と書いてある。「aattempt」は「attempt」の綴り間違いだ。そして本文は、綴り間違いもありつつ、マイケル ジャクソンが自殺を図ったという偽情報の文章と共に、詳細な内容が読めると騙ったリンクがある。 本文の文章は2つの段落から成る。 「Last night, while in his Neverland Ranch, Michael Jackson has made a suicidal attempt. (昨夜マイケル ジャクソンは、自身が所有する Neverland Ranch において自殺を図った)」 「They suggest this attempt follows the last claim was made against the king of pop. 46 years old Michael has left pre-suicid note which describes and interpretes some of his sins. (裁判における最後の証言が、同氏にとって不利な内容だったことを受けての自殺未遂ではないかと見られている。46歳のマイケルは遺書を残しており、この中で自身が犯したいくつかの罪について、告白と釈明をしている)」 そして本文の最後には、「Read more... (詳細を見る)」と表記したリンクがある。興味の趣くままこのリンクをクリックすると、危険なサイトにアクセスしてしまう。 リンク先のサイトには、もちろん詳細な内容があるわけではない。Sophos は警告の中で、同サイトにアクセスすると、悪質プログラムをダウンロードしてしまい、さらにそのプログラムが別のトロイの木馬『Troj/Borobt-Gen』のダウンロードも図ると説明した。 Sophos によれば、感染したコンピュータは、スパム生成やサービス不能化 (DoS) 攻撃ネットワークの一端を担う恐れがあるという。 世間の耳目を集めているマイケル ジャクソンの名前を、クラッカーが悪用するのは、今回が初めてではない。Sophos の情報では、2004年10月には、マイケル ジャクソンの有罪を示す少年虐待の様子を捉えたビデオが見つかったとする偽情報が出回り、リンクをクリックしたユーザーのコンピュータにトロイの木馬『Troj/Hackarmy-A』を仕掛けるという事例もあったとしている。 関連記事 最新トップニュース
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