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2005年6月23日 13:00

IBM の『Blue Gene』、世界最速スパコンの1位と2位に

著者Clint Boultonオリジナル版を読む海外海外発
IBM (NYSE:IBM) の『Blue Gene』が、最速スーパーコンピュータ上位500リスト『Top500 Supercomputers』で、1位と2位の座を獲得した。同リストは、1993年から年2回発表されており、今回は25回目となる。

昨年11月に引き続き首位に就いたのは、当時に比べ規模を倍増した『Blue Gene/L』だ。性能も前回の70.72テラフロップスに比べ2倍近く向上させ、136.8テラフロップスを達成した。1テラフロップスは、1秒間に1兆回の浮動小数点演算ができる能力だ。なお、Top500 Supercomputers ランキングは、『Linpack』ベンチマークテストの結果に基づいている。

Blue Gene/L は、現在まだ開発途上にある。完成予定の今秋には、IBM 製『PowerPC』プロセッサを13万基以上搭載した64ラック構成のシステムで、360テラフロップスのピーク性能を達成できる見込みだ。

Blue Gene/L は、IBM と米エネルギー省 (DOE) の国家核安全保障管理局 (NNSA) が共同開発したもので、DOE のローレンス リバモア国立研究所 (カリフォルニア州) に設置されている。

ランキング第2位には、同じく IBM の『Watson Blue Gene』(BGW) システムが入った。BGW は、Blue Gene/L と同じ Power PC アーキテクチャを使っているが、規模は Blue Gene/L より小さい。冷蔵庫サイズのラック20台から成り、91.2テラフロップスの演算処理速度を誇る。同システムは最近、IBM のトーマス J. ワトソン研究所 (ニューヨーク州) に設置されたばかりだ。

前回 (昨年11月発表) の上位500リストと比べると、トップ10の半数が新顔と入れ代わっている。また、前回リスト入りしていたうち201は、ランキングから外れた。

なお、プロセッサについて見ると、今回ランキングに入った500システムのうち約67%の333システムが Intel 製を使っていた。2番目に多いのは IBM の『Power』プロセッサで、77システムが使っている。以下、Hewlett-Packard (HP) の『PA RISC』が36システムで3番目、AMD 製プロセッサが25システムで4番目に多かった。

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