SCO、サーバー OS 主力製品の最新版『OpenServer 6』を発売SCO Group (NASDAQ:SCOX) は22日、「Legend」のコード名で開発に取り組んできた 主力 UNIX サーバー OS 製品の最新版『OpenServer 6』を正式に発売した。
製品力で競合相手と競い合うのは、製品ベンダーとして健全な姿だが、同社は Novell や IBM などの Linux 陣営と法廷闘争を今も続けており、本来あるべき方向性を見失っているとの見方もある。実際、今月初めに発表した第2会計四半期 (2-4月期) 決算は厳しい内容だった。売上不振と訴訟維持負担の影響は明らかで、かなり長期に渡り純損失の計上が続いている。 OpenServer 6 は、同社の『Unixware』と『OpenServer』の架け橋とすることを狙った製品で、その要は、『UNIXware 7』で用いている『UNIX System V Release 5 (SVR5)』技術の採用だ。同社によると、技術基盤の共通化により、両プラットフォームのどちらでも動作するアプリケーションの開発および動作検証が容易になるという。 SVR5 カーネルによって、C、C++、Java を用いたマルチスレッドアプリケーションのサポートも向上している。これは、全体的なパフォーマンスと応答性の改善を狙ったものだ。 さらに OpenServer の新版は、ローカルディスクおよびネットワーク上で最大1TB のファイルを扱えるようになった。『Network File System (NFS) 3』を使えば、さらに大きなファイルを扱うことも可能だ。メモリについては、一般的なアプリケーションの場合汎用領域として最大16GB、一部のデータベースアプリケーションでは、さらに最大64GB まで割り当てが可能になった。 Illuminata のアナリスト Gordon Haff 氏は、OpenServer 6 について良い製品と認めながらも、同製品により SCO の UNIX 製品ベンダーとしての地位が向上するとは考えていない。 Haff 氏は取材に対し、「SCO が真っ当な製品開発会社として復権を果すには、OpenServer の新版リリースは遅きに失したといえる。OpenServer の新版は、長い道程の末に、Unixware 系列 UNIX と OpenServer 系列 UNIX の統合を、かなりの部分で果たした素晴らしい製品だ。OpenServer を採用している人々は、新版をかなり気に入るだろう。だが結局、OpenServer に未来はない。OpenServer が為し得たものの大半は、すでに Windows と Linux のものになってしまった」と述べた。 関連記事 最新トップニュース
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