大手に負けない? 企業向けデスクトップ検索市場に新顔X1 Technologies は27日、企業用に特化したデスクトップ検索ソリューション、『X1 Enterprise Edition』の提供を開始したと発表した。デスクトップ検索分野において、Google や Microsoft といった大手に対抗しようとの構えだ。Google は今年3月、『Google Desktop Search 1.0』の正式版を公開しており、Microsoft もすでに『MSN Search Toolbar』にデスクトップ検索機能を組み込んで提供している。
X1 Enterprise Edition の特徴は、IT 管理者がインデックス機能を制御してセキュリティを確保できると同時に、社内のサーバーや他のデスクトップマシン上にあるデータを従業員が検索できる便利さにある。 X1 Enterprise Edition を使うと、従業員が管理する情報資産および企業が管理している情報資産の両方について、包括的に閲覧できる。X1 Enterprise Edition は、データのコントロールとセキュリティを保つソリューションであるため、従業員は、勤務先のプライバシーおよびセキュリティ関連ポリシー逸脱を心配せずに、その範囲内で情報を検索できる。 X1 Technologies は、ハイテク業界のインキュベータとして有名な Idealab の子会社で、デスクトップ検索分野における草分けの1つだ。2003年設立という新興企業だが、2004年には早くも Yahoo! EarthLink などにデスクトップ検索技術を提供していた。Yahoo! は今年1月、X1 Technologies の技術を使ったデスクトップ検索サービス『Yahoo! Desktop Search』のベータ版の提供を開始している。 X1 Technologies の社長 Josh Jacobs 氏は、次のように述べている。「(一般ユーザーと違い) 企業では、ERP や CRM などといった大規模インフラシステムと、Eメールなどのように管理されていない領域とに、情報が分散している。従業員は、『自分が業務を遂行するために必要なもの』が何であるかを念頭に、自分が持つデータと社内のシステムにあるデータを組み合わせて、自分の職務に合った検索を行なわなければならない」 Jacobs 氏によると、X1 Enterprise Edition は実際にデスクトップを検索するわけではないという。一般消費者向けデスクトップ検索ツールの場合は、本人が使っているコンピュータに保存されたファイルのインデックスを作成する。それに対して、X1 Enterprise Edition は、企業内で生まれて会社の中央サーバーに保存されているファイルすべてについて、単一のインデックスを作成するという違いがある。こうした手法をとることによって確実に、全従業員がファイルの最新版にアクセスできるとともに、そのアクセスを管理者が制御できるようになる。 関連記事 最新トップニュース
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