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Opera、P2P 機能搭載ブラウザの技術プレビュー版公開Opera Software は7日、Web ブラウザ『Opera』の技術プレビュー版『Opera 8.02 BitTorrent Technology Preview 1』を公開した。同プレビュー版には、『Windows』『Mac OS X』および Linux に対応した版がある。技術的な目玉は、その名前が示す通り BitTorrent プロトコルの実装だ。
従来、BitTorrent を用いて配布しているファイルをダウンロードするには、一般に Web ブラウザでメタファイル (.torrent ファイル) をいったんダウンロードし、さらにそのメタファイルを使って BitTorrent クライアント経由で実際のファイルをダウンロードするという手順を踏む必要があった。しかし今回の Opera 技術プレビュー版は、BitTorrent クライアント機能を備えているため、HTTP や FTP 経由で通常のファイルをダウンロードするのと同等の手順で、BitTorrent を用いて配布しているファイルを透過的にダウンロードできる。 具体的には、ユーザーが .torrent ファイルをクリックすると、まず BitTorrent によるダウンロードについて、説明するポップアップが出る。そして .torrent ファイルをダウンロードした後、BitTorrent クライアント機能が動作し、本体のファイルをダウンロードする。従来のファイルダウンロードと異なるのは、ブラウザが BitTorrent クライアントとして動作しているため、ダウンロードしたファイルを共有する点だ。 ダウンロード開始時に現われるポップアップには、「あなたは BitTorrent によるダウンロードを開始しようとしています。同じファイルをダウンロードするほかの人々と受信コンテンツを共有することになりますが、よろしいですか?」という説明が出る。 ダウンロードがある程度進んだ段階でファイルは共有状態となり、人気のあるファイルならアップロードトラフィックが発生する。ダウンロード後も、ブラウザを終了するか、BitTorrent 転送画面でファイルエントリを削除しない限り共有状態が続く。またブラウザを再起動した後も、ファイルエントリが残っていれば再び共有状態にできる。 Opera Software のエンジニアリング担当副社長 Christen Krogh 氏は、BitTorrent に対応したことにより、基本的な P2P の機能性が備わったと述べた。同社の技術プレビュ−版の位置付けは、なんであれ新たな機能を盛り込む際に、あらかじめユーザーから意見を求めるために行なうというものだ。今回はその機能が、BitTorrent にあたる。 先ごろ米最高裁が、条件付きながらも、P2P ネットワークにはユーザーの違法行為の責任があるとの判断を示したことを考えると、BitTorrent 機能を内蔵したことで、様々な反響を呼ぶ可能性がある。一部には著作権保有者から反発を招くという見方があり、また企業内利用を考えると、BitTorrent トラフィックが発生することで、管理者と衝突しかねない。もちろん、Opera Software 側に違法使用を勧めるような様子は一切ない。 関連記事 最新トップニュース
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