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2005年7月27日 11:00

Microsoft が、正規品優遇プログラム『WGA』の正式運用を開始

Microsoft 製品に関して、もし非正規品を使用しているなら、今後はセキュリティ関連以外のソフトウェア更新が行なえない。

Microsoft は25日、正規品優遇プログラム『Microsoft Windows Genuine Advantage (WGA) 1.0』を全世界で正式に開始した。同日をもって、Microsoft のライセンスを得ていない非正規製品ユーザーは、ソフトウェアの更新ができなくなった。これまで同プログラムは、あくまでもオプションだった。

Microsoft によると、10か月間にわたった WGA のベータテスト期間中、4000万人以上のユーザーが、同プログラムへの登録を選択したという。Microsoft は昨年9月、WGA 英語版のベータテストを開始し、今年1月には対応言語を25か国語に拡大していた。

今後は、『Windows Update』や、『Microsoft Update』の Windows 関連情報、そして『Download Center』を利用する際、Windows 製品が正規品だと認定を受けなければならない。ただし、正規品の確認を行なっていない場合でも、セキュリティ関連の更新だけは行なうことができる。同社はセキュリティ更新について、すべてのユーザーを対象に更新プログラムを提供すると明言している。

WGA 1.0 は、正規品か否かの確認手順が、ベータ版より簡便化している。ベータ版では、25桁のプロダクト キーを入力しなければならなかったが、WGA 1.0 ではその必要がない。

Microsoft の更新サービスを利用しようとすると、まず ActiveX コントロールを介してソフトウェアの認証を行なうよう促される。そして、この認証が通ると、ダウンロード キーをパソコンに保存し、以後の正規品認証を自動的に行なう。Microsoft はこの認証プロセスについて、ユーザーに関する個人情報はいっさい収集しない、と断言している。

もし、「そうとは知らずに入手」した『Windows XP』が非正規品だと判明した場合、Microsoft はそれを正規品と交換する機会を設けている。非正規品の購入証明を行ない、偽造 CD と海賊行為についての報告書を提出すれば、無料で正規品と交換してもらえる。

また、海賊行為報告書の提出しかできない場合でも、『Windows XP Home Edition』なら99ドル、『同 Professional Edition』なら149ドルで正規品を入手できる。

WGA プログラムを通じて正規品の認証を受けると、セキュリティ関連以外についても更新が行なえるほか、約450ドル相当の付加価値ソフトウェアの入手が可能となる。

Microsoft の Windows クライアント事業担当副社長 Will Poole 氏は、WGA の利用状況について、次のように述べた。「ソフトウェアが、必要な機能やオプションや性能をもたらしてくれる安心感を求め、顧客は、正規品ユーザーだけが享受できる特典を利用したいと考えていることが明らかになった」

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