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2005年8月1日 06:00

P2P ネットワークに『Windows Vista』や『IE 7』のベータ版流出

Microsoft が『Windows Vista』および『Internet Explorer 7』(IE 7) 最初のベータ版を一部の開発者およびテスター向けにリリースし、瞬く間に報道メディアを賑わせたが、ベータ版そのものが人々の間に出回るのもあっという間だった。

同社は7月27日、IE 7 Beta 1 が付属した Windows Vista Beta 1 をリリースした。また、従来プラットフォーム用として、『Windows XP』用の IE 7 ベータ版もリリースした。しかしわずか1日後、これらベータ版の海賊版が P2P ネットワークに出回ってしまった。

これらのベータ版は本来、『Windows Vista Technical Beta Program』や、開発者向けプログラム『MSDN』、『Microsoft TechNet』といったプログラム参加者に限定して配布したものだった。対象となるユーザーの総数は、おそらく1万人を超える程度だ。しかしリリース翌日の7月28日にはすでに、これらのベータ版が P2P ファイル共有メカニズム『BitTorrent』によって、ネットワーク上に出回っている。

Microsoft の広報は、P2P ネットワークでベータ版が流通している件について、次のように述べた。「最初の Windows Vista ベータ版リリースに、業界が興奮していることはわかるが、同ベータ版は技術に強い一部のユーザー向けのリリースなので、当社のいずれかの (開発者あるいはテスト) プログラムに参加していないのなら、仕事で使うコンピュータに導入するのは推奨しない。大部分の一般ユーザーは、正式版が出るのを待って Windows Vista を使うべきだ」

Microsoft の広報によると、次期ベータ版では、一般ユーザー、企業ユーザー、パートナー企業に対し、ベータプログラム参加機会を増やすという。

同社の様々なベータプログラムに参加するには、金銭的なコストがかかることもある。開発者向けプログラム MSDN の新規年間契約料は、199ドルないし2799ドルだ。『TechNet Plus』プログラムの場合は、559ドルないし1269ドルとなっている。

IE チームのマネージャ Dean Hachamovitc 氏は、27日に Blog に投稿し、今回のベータ版は開発者と IT 専門家を対象にしたものであるべきと述べた。

「そのため今回は、MSDN 契約者と、事前に加入していたベータプログラム参加者のごく一部だけに、ベータ版を提供している。われわれの目的は、このような人々からフィードバックを受け、品質 (パフォーマンス、セキュリティ、信頼性など) および一部の機能 (より多くの標準に対応したことや、タブおよび RSS 関連の機能強化など) に関する開発作業を重ね、次期ベータ版をより広範にリリースすることだ」と Hachamovitch 氏は書いている。

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