『Gentoo Linux』の最新版、バージョン2005.1が登場Linux ディストリビュータの Gentoo は9日、『Gentoo Linux』の最新バージョン2005.1 (コードネーム『El Nino』) をリリースした。インストールメディア、ドライバのサポート、ワイヤレスネットワークのサポートなどが強化されているのが特徴だ。なお、Gentoo によると、現在マスターミラーサーバーが停電の影響で完全に稼動できないため、配布は限定的なものとなっているが、48時間以内には全て配布を開始できる見込みだという。
Gentoo は Gentoo Linux について、Red Hat や Novell の商用 Linux ディストリビューションとは異なり、「メタディストリビューション」と位置付けている。これは、ユーザーが『Gentoo Portage』システムを介して、常時アップデートされている8000余のパッケージから必要な機能を選び、自分のディストリビューションを自由にカスタマイズできることを指す。 Gentoo プロジェクトの開発者 Sven Vermeulen 氏は、次のように説明している。「基本的に、Gentoo は個々のリリースで何も新しいものを増やしているわけではない。新しい素材が絶えず供給されている」 Vermeulen 氏は、バージョン2005.1について、3月にリリースしたバージョン2005.0以来、Gentoo Linux がどれだけ進化したか確認する方法を提供する役目もあると述べた。 Gentoo は、バージョン2005.1をリリースした狙いを、「より多くのドライバを備えることによって Gentoo リリースメディアの品質を向上させること」と説明している。そして、どのリリースの目標も Gentoo Linux の総合的な品質向上にあると述べた。 バージョン2005.1では、インストール CD 用ハードウェアのサポートを強化するとともに、Linux 用エンタープライズ ボリューム管理システム (EVMS) やワイヤレスネットワークにも対応している。なお、Gentoo は同じ日、ハードディスク上にインストールせずに Gentoo Linux 2005.1 を試用できる『LiveCD』もリリースした。 Gentoo は、企業への普及拡大を狙った活動も続けている。 ただし、Vermeulen 氏は次のように述べ、慎重な姿勢を示した。「企業に Gentoo Linux を普及させることについて、いろいろ話がある。しかし、それは長い道のりだ。1年や2年で達成できるものではない」 関連テーマ 最新トップニュース
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