IBM (NYSE:IBM) は15日、Web ブラウザ『Firefox』をより多くの人にとって使いやすいものにするユーザー補助 (アクセシビリティ) コードを、同ブラウザ開発元 Mozilla Foundation に寄贈したと発表した。
今回 IBM が寄贈するのは、現在標準化団体 World Wide Web Consortium(W3C)で標準化手続きが進行中の DHTML ユーザー補助技術と、Web ページを自動的に音読/拡大し、マウスクリックではなくキーボードによる操作性が向上するコードだ。IBM 提供のコードを用いたユーザー補助機能は、9月末にリリース予定の『Firefox 1.5』でお目見えする見通しだ。
DHTML とは、静的な HTML コンテンツに対する動的コンテンツ、すなわちリッチ インタラクティブ アプリケーション (RIA) を作成するための HTML 拡張仕様だ。同様の技術としては、近年 Ajax (非同期/JavaScript/XML の合成語) の認知度が高まっている。
Mozilla Foundation 会長の Mitchell Baker 氏は声明の中で、「Firefox の機能拡大と障害者向けのアクセシビリティ強化に対する IBM の貢献は、Firefox にとって重要な技術的成果だ。より大きな規模で、Web とそのすべてのコンテンツを、誰でも利用できるようにすることが必要だ」と述べている。