Intel、デュアルコア プロセッサで省電力化を推進Intel (NASDAQ:INTC) の CEO (最高経営責任者) Paul Otellini 氏は、23日に開幕した開発者向け会議『Intel Developer Forum Fall 2005』の基調講演で、プロセッサ戦略について発表した。
Otellini 氏は、2006年後半出荷予定の新プロセッサが備える省電力技術を通じて、同社がエネルギーコストの削減に世界中で大いに貢献するだろうと述べた。 Otellini 氏によると、省電力化によって、今後数年間において市場に流通する数億台規模のパソコンは、数十億ドルの電力コストを節減し得るという。 x86 系プロセッサの話題といえば、競合大手の AMD は23日、広告キャンペーンの一環として「Dual-Core Duel (デュアルコア対決)」と題し、デュアルコア プロセッサの公開比較を行なおうと Intel に挑戦状を叩き付けた。しかし Otellini 氏によると、この件について Intel は、公の場で互いのプロセッサの性能を比較することに関心がないという。「製品の価値をはかる最良の指標は、市場における顧客の支持だと常に考えてきた」と Otellini 氏は述べた。 Otellini 氏は基調講演の中で、モバイル端末や新フォームファクタといった話題について大いに語ったが、その一方で、業界の成長を牽引するのは、今後もやはりパソコンだと考えていると述べた。同氏によると、パソコンの出荷台数が1億台に達するまでに、『IBM PC』(IBM 初のパソコン) が登場した1981年から18年かかったという。しかしパソコン市場は拡大に拡大を重ね、Intel およびアナリストは、2005年だけでパソコンの出荷台数が約2億台にも達すると予測している。 Otellini 氏は、2006年末までにプロセッサ製品の大半をデュアルコア プロセッサにするという、Intel の強力なデュアルコア化計画を導く新しいアーキテクチャについても語った。同アーキテクチャは、従来のシングルコア プロセッサで用いていた『Netburst』技術を、デュアルコアに統合したものになるという。 基調講演では、65ナノプロセスによる開発中の新デュアルコア プロセッサとして、サーバー用の『Woodcrest』、デスクトップ用の『Conroe』、モバイル用の『Merom』を、公の場で初めて披露した。なお、いずれの名称も開発コード名だ。 ほかにも Otellini 氏は、デュアルコア プロセッサの出荷数を、今後18か月で6000万個以上と見込んでいることや、現在クアッドコア (4コア) プロセッサのプロジェクトが、10件以上進行中ということにも言及した。 関連記事 最新トップニュース
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