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2005年8月30日 12:00

Microsoft、予想より早く『WinFS』ベータ1をリリース

著者Clint Boultonオリジナル版を読む海外海外発
Microsoft は29日、データベース機能を統合した、Windows オペレーティングシステム (OS) 用の高度なストレージサブシステム『Windows Future Storage』(WinFS) のベータ1をリリースした。

WinFS は、同社の『SQL Server』データベースのインデックス化機能とコンピュータ ファイルシステムを効果的に統合するものだ。これを使うと、「写真」「Eメール」「文書」「メディア」など、さまざまなファイルの保存や検索を簡単に行なうことができる。

WinFS の大きな特徴は、データを整理しやすいようユーザーを支援したり、アプリケーションがデータを自動的に整理できるようにすることにある。例えば、「今週会う予定の人物から来たメールを全て見つけよ」といったような、種類の異なるデータ (この場合は予定表と Eメール) を関連付けたクエリを行なうことも可能だ、と Microsoft は説明している。

WinFS 担当プログラム管理ディレクタの Quentin Clark 氏によると、WinFS ベータ1は、開発者向けプログラム『MSDN』参加者に提供を開始したという。

Microsoft はちょうど1年前、次期 OS『Windows Vista』(当時のコード名は『Longhorn』) の製品ロードマップを発表し、WinFS については OS のクライアント版リリース後に別途提供する予定だと述べていた。

WinFS ベータ1のリリースは、多くの業界観測筋が予想したよりも早かった。しかし、Microsoft には驚かそうとの意図などない、と Clark 氏は語っている。

WinFS の特徴の1つに、「Item Data Model」という機能がある。これは、特定のデータアイテム (例えば RSS フィードや予定表など) をアプリケーションから切り離せる機能だ。これを使うと、スキーマを介してデータをファイルと共に管理したり共有したりできる。

WinFS ベータ1は『Windows XP』をサポートしている。Clark 氏によると、WinFS の正式版がどの OS をサポートするかについて Microsoft は、開発サイクル中に顧客からのフィードバックをもとに判断するという。

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