![]() ![]() ![]() ![]() Intel、『Itanium』の将来に強気この記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20050906/12.html
著者:David Needle
海外internet.com発の記事
Intel は先月、開発者向け会議でプロセッサ戦略について発表した。その中で、上級副社長 Patrick Gelsinger 氏は、20分間にわたる質疑応答を終えて報道陣が退席し始めた時、もう1つ説明せねばならない重要案件がある思いを抑えきれず、次のように言った。「『Itanium』に関する質問が何もないまま質疑応答が終わるとは信じられない」
実際のところ、報道陣やアナリスト、そして何より顧客企業は、かなり前から Itanium プロセッサの将来がどうなるのか知りたがっている。Itanium は、1990年代半ばから Hewlett-Packard (HP) と共同開発している64ビットプロセッサで、当初 Intel の主要プロセッサ『Pentium』の後継と見られていた。 しかし、Itanium は開発の不調や互換性の問題に悩まされ、出荷開始が2001年に遅れた経緯がある。だがアナリストによると、Itanium はこの1年、サーバー用さらにはスーパーコンピュータ用など、ハイエンド市場で評判が良いという。一方、かつて Itanium の市場と目されていたハイエンドのパソコン/ワークステーション用プロセッサとして、Intel は『Xeon』を投入している。 Intel と HP は、報道陣に行なった状況説明において、Itanium に関して極めて強気の見通しを示すとともに、Sun Microsystems の『SPARC』や IBM の『POWER』プロセッサベースのシステムから Itanium ベースに乗り換える顧客を獲得していると述べた。 「われわれの計画は上り調子だ」と、Itanium の共同開発者で HP のビジネスクリティカルサーバ担当 CTO (最高技術責任者) Jerry Huck 氏は語った。 Intel のハイエンドサーバー製品ライン ゼネラルマネージャ Lisa Graff 氏は、もっと率直な物言いで、次のように述べた。「Itanium は、利潤の高いシステム事業において 競合他社にとって、大変な脅威になっている。実際はわが社と IBM の2強対決の状態だと思う」 Graff 氏によると、Intel は昨年末、Fortune 100企業の40%に Itanium ベースのシステムを配備する目標を達成し、先週にはそれが50%を超えたという。これら企業には、食品大手 General Mills や大手自動車メーカー DaimlerChrysler などが名を連ねる。 なお、IBM と Sun は、デュアルコア プロセッサをすでに出荷を始めており、年内に出荷開始予定の Intel よりかなり先行している。Intel は8月に行なった開発者会議で、デュアルコアおよびマルチコアに製品ラインを移すと明言した。それによると、今年中に、現行の Itanium よりも消費電力を向上させながら2倍以上性能を備えるデュアルコア Itanium (コード名『Montecito』) を出荷する予定だ。 Sun は、8コアプロセッサ (コード名『Niagara』) を来年初めにリリースする予定を発表している。しかし、Graff 氏は、性能を向上させるためにコアを増やす Sun の手法に疑問をはさみ、次のように語った。「弱小コアを使ったのでは対抗できず貧弱な組合せだと思う。われわれの製品は SPARC ベースのサーバーよりも遥かに高速だ」 |