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Microsoft、言語統合クエリ『LINQ』を発表Microsoft (MSFT:NASDAQ) が、開発者向けイベント『Professional Developers Conference (PDC) 2005』(9月13日-16日) で、『Windows Vista』『Office 12』『Sparkle』『Longhorn Server』などに関する詳細を次々に発表する中、こうした中核製品関連ではなく目立たなかったが、開発者に大きな影響を与えうる発表もあった。
それは、データベースの世界におけるロゼッタストーンとも言える『Language Integrated Query』(LINQ) だ。同社のプラットフォームグループ担当副社長 Jim Allchin 氏が発表した。 LINQ は、『Visual Studio』の拡張ツールだ。これを使うと、Visual Studio 内からデータベースや XML データに対するクエリを書くことができる。開発者は、Visual Studio 内で .NET オブジェクトと XML およびリレーショナルデータを、同じように扱えるようになる。 開発者によると、LINQ の最大の長所は、SQL データベースに対するクエリ作成の手間が省けることだという。 Microsoft の開発者部門プロダクトマネージャ Daniel Fernandez 氏は、次のように述べている。「現在、開発者たちは、アプリケーションを書くために1つのプログラミング言語、データベースのデータを取り出すためにはそれとは全く異なる言語、というふうに使い分けねばならない。これだけでも厄介だが、異なる分野ごとに別の言語を学ぶ必要もある。LINQ には、あらゆるデータに対するプログラムが可能な統一的方法があるべきだ、との主張が込められている」 Microsoft は LINQ について大々的に発表していないが、IT 関連調査会社 Burton Group のアナリスト Peter O’Kelly 氏は、LINQ こそ今週の最重要発表かもしれないと言い、次のように語った。 「開発の飛躍的な簡素化のために Microsoft は大きな努力を求められていたが、LINQ はその成果の一例だ。開発者がいま行なっている作業は、LINQ を用いることで劇的に変わる」 LINQ はデータベースに接続するコードを開発者に見えないところで自動的に生成する、と O’Kelly 氏は述べ、次のように説明した。 「LINQ は、開発作業の抽象レベルを高めるものだ。開発者は低レベルのコード作成作業から解放される。SQL Server で作業するときには SQL コードを、XML で作業するときには XML を、LINQ が生成してくれるからだ」 Microsoft の開発者部門プロダクトマネージャ Jay Roxe 氏によれば、同社は、顧客や独立系ソフトウェア開発会社 (ISV) から LINQ に関して多くのフィードバックがあることを期待しているという。同社は、LINQ を『.NET Framework』および Visual Studio のツールに組込む予定だ。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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