Oracle、次期アプリケーションの相互運用性で IBM と協力企業向けソフトウェア市場で激しく競合している Oracle (NASDAQ:ORCL) と IBM (NYSE:IBM) が提携すれば、素晴らしい友情が芽生えるだろうか。
さすがにそこまでの親密さにまでは発展しないだろうが、両社は19日、サンフランシスコで開催中の『Oracle OpenWorld』(9月17日-22日) で、相互運用性について協力すると発表した。 発表によると、IBM の『WebSphere』を、Oracle の次期アプリケーション群、すなわち『Project Fusion』に基づくアプリケーション群を運用する認定プラットフォームの1つにするため、両社は協力して取り組むことに合意したという。 Oracle の共同社長 Charles Phillips 氏は、Oracle OpenWorld 開幕前に、今回の提携について次のように述べた。「わが社は過去数週間、今回の提携および将来のアプリケーションについて IBM と協議してきた。両社の提携による取り組みは、現在進行中の顧客重視プロジェクトの中でも、最も重要なものの1つと捉えている」 IBM Software Group の WebSphere 担当ゼネラルマネージャ Robert LeBlanc 氏は、声明で次のように述べている。「Oracle の Project Fusion に関して協力することは、顧客にとって良いことという以外に、WebSphere の存在感を強く示すものでもある。われわれは、J.D. Edwards および PeopleSoft など同様のプロジェクトでも協力してきた経緯があり、Oracle の Fusion アプリケーションが WebSphere で動作するのは大歓迎だ」 Oracle の Project Fusion とは、あらゆる Oracle アプリケーションの最も優れた機能性を、単一の標準準拠スイートに統合しようという試みだ。もちろん WebSphere だけでなく、『Oracle Fusion Middleware』も Project Fusion アプリケーション用のミドルウェア プラットフォームになる。 なお同社は、Oracle OpenWorld で、人気の高いアプリケーションサーバーの新版『Oracle Application Server (AS) 10g Release 3』についても発表した。新版の AS 10g Release 3 は、同社の企業向けサービス指向アーキテクチャ (SOA) ミドルウェア プラットフォームを大幅に更新するものといえる。同製品においても、相互運用性は重要な位置を占め、『WS-Reliable Messaging』『WS-Security』『WS-Federation』『Web Services Metadata』『Web Services Invocation Framework (WSIF)』『REST Web Services』など、次世代 SOA 環境を構築するために必要な、数多くの標準に対応する。2006年3月までには、正式出荷を迎える予定だ。 関連記事 最新トップニュース
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