![]() ![]() ![]() ![]() IBM の『WebSphere』、SOA を組み込んでアップデートこの記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20050922/12.html
著者:Clint Boulton
海外internet.com発の記事
IBM (NYSE:IBM) が13日に発表した『WebSphere Process Server 6.0』は、サービス指向アーキテクチャ (SOA) を組込んだ最先端のソフトウェアだ。
IBM は同じ日、WebSphere Process Server のほかにもいくつもの『WebSphere』シリーズ製品のアップデートを発表している。これらアップデート版の大きな特徴は、同社が『Service Data Object』(SDO) と呼ぶ抽象化レイヤー技術を備えていることだ。SDO は、Web サービス関連など最近のプログラミングにおいて Java では対処できないところを補う。ひとことで言えば、SOA によるシステム構築で使われるデータのフレームワークだ。 同社 WebSphere 部門 Process Server 担当マネージャ Chandra Venkatapathy 氏によると、SDO はアプリケーションがより簡単にデータを扱えるようにし、SOA のような分散コンピューティング環境に必要な抽象化を実現するという。 Venkatapathy 氏は今週、報道関係者向けの概要説明で質問に答え、次のように述べている。「われわれは、さまざまな種類のデータソースに統一的にアクセスできるようにしたいと思っていた。データソースは、リレーショナルデータベースに限らない。Web サービスであっても、フラットファイルであっても、他のソフトウェアのビジネスオブジェクトであっても、同じようにアクセスできるようにしたかった」 IBM や Sun Microsystems、BEA Systems、Oracle は、長らく Java に関わってきた。Java が多様なデータプログラミングモデルや API を提供できるからだ。 しかし Java は、系統が異なるツールとは必ずしもうまく機能しない。そして、『Java Database Connectivity』(JDBC) のような API は、リレーショナルデータのみを対象にしている。これに対して、SDO は、多様な種類のデータソースへのアクセスソリューションを提供する統一的データアクセスレイヤーを構築する。 Venkatapathy 氏によると、SDO は、「静的」「動的」両プログラミング API をサポートするとともに、多様なツールとフレームワーク、非接続プログラミングモデル、およびカスタム データアクセスレイヤーをサポートするという。アプリケーションコードからデータアクセスコードを分離することもでき、SOA の大きな特徴である再利用性を可能にしている。 この分離性は、顧客情報のデータソースとアカウント情報のデータソースが別々の可能性がある、Web ベースの注文処理において不可欠のものだ。 SDO は、知名度から見ると主流でないかもしれない。だが SOA 市場の進化、および多様なデータソースに安心してアクセスできるインフラに対する需要の高まりにつれ、それも変わる可能性がある。 |