DKIM、メール認証の救世主となるか!?
DKIM(DomainKeys Identified Mail)は Cisco の「Identified Internet Mail」と Yahoo! の「DomainKeys」を統合した署名ベースの認証技術で、 7月には、IETF(Internet Engineering Task Force)にドラフトが提出された。 DKIM 仕様策定には、Sendmail、 EarthLink、IBM、Microsoft、PGP、VeriSign などが協力、 Allman 氏が中心となってドラフトをまとめた。 正当なメールの90〜99%は受信者の知っている人や組織が送ったものだが、 逆にスパムメールの90〜99%はは受信者の知らない人や組織が送ったものだ。 ここで、 メール送信者が自称どおりの人物や組織であるのを確認すること、 すなわち認証が重要となる。 認証アプローチとしては、 「アドレスベース」、 「IP ベース」(例:SIDF、SPF)、 「経路ベース」があり、 誰が最後にメールを送信したかを確認するものだが、 送信者に負担がかからない反面、メッセージ転送の際、問題が発生する、 という欠点がある。 そこで、 メッセージに電子署名を使用する「署名ベース」、 あるいは「暗号化ベース」の認証アプローチが注目された。 これは公開鍵を取得してメッセージの正当性を確認するもので、 秘密鍵は送信者のみが所有するため、偽造ができない。 これが DKIM で、 暗号化ベースのプロトコルで、選択したヘッダーと本文に署名する。 ただし、これ自体はアンチスパム技術ではなく、 ひとつのコンポーネントに過ぎない、 と Allman 氏は語る。 氏は、DKIM の目的として、 低コストで認証用の第三者機関を必要としない、 また、クライアント側のユーザーエージェントのアップグレードを必要としないことなどをあげた。 DKIM は2007年末には IETF を通過するだろうが、 2006年、一部では今年には採用が始まるだろう、と予測している。 また、相互接続には時間がかかるので、 70%近くはオープンソースの世界からデータを取得するだろう、と追加した。 関連記事 最新トップニュース
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