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『Cell』プロセッサ、ゲーム機以外の搭載製品登場IBM (NYSE:IBM) は冗談を言っていたのではなかった。『Cell』プロセッサを、本当にゲーム機以外の製品にも搭載するようだ。
高性能組み込み型リアルタイム デジタル信号/画像処理ソリューションを手がける Mercury Computer Systems (NASDAQ:MRCY)は6日、IBM の『Cell BE (Broadband Engine)』プロセッサ2基を搭載したコンピュータサーバー、『Dual Cell-Based Blade』を発表した。ピーク性能は400ギガフロップスを誇る。 Cell は、共有メモリ上で9基のプロセッサが稼動するシングルチップ マルチプロセッサだ。IBM、ソニー、東芝が共同開発したもので、ソニーの次世代ゲーム機『PlayStation 3』への搭載が決まっている。 今回発表となった Dual Cell-Based Blade は、航空宇宙、防衛、地震研究、医療分野において、レーダー、ソナー、MRI (磁気共鳴画像法)、デジタル X 線などを使用する製品の大幅な性能向上に役立つという。 たとえば、軍の偵察/監視活動におけるレーダー、ソナー、信号処理用、あるいは、MRI、PET (陽電子放射断層撮影法)、デジタル X 線などの画像診断機器用として、この新サーバーが力を発揮するかもしれない。 Dual Cell-Based Blade は、7U 構成の IBM『BladeCenter』筐体に格納するため、ブレードを最大7枚まで拡張すれば、最大2.8テラフロップスの処理性能が得られる。 同サーバーは Linux OS で稼動し、また、コンパイラ、デバッガ、数学ライブラリ、ユーティリティ、ミドルウェアをシームレスに統合するため、『Eclipse』ベースのソフトウェアを搭載する。 Mercury によれば、Dual Cell-Based Blade は、ゲーム機以外で初めて Cell を搭載するハードウェアになるという。出荷開始は2006年前半の予定だ。 このブレードシステムは、2005年6月に Mercury と IBM Engineering & Technology Services 部門が結んだ提携によって生まれた。提携の狙いは、Cell 技術を組み込むことで、高い演算能力を要するアプリケーションの性能を大幅に向上させる製品を開発することにあった。 関連記事 最新トップニュース
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