Sourcefire の買収により、Check Point はファイヤーウォール用ソフトウェア セキュリティプラットフォーム『NGX』(PDF ファイル) を強化できると見ている。同プラットフォームを使ったアーキテクチャでは、既知/未知の脅威に対して予防措置をとり、企業内のネットワークおよびアプリケーションを保護することができるという。
調査会社 Gartner の副社長兼リサーチフェロー John Pescatore 氏によると、Check Point にとって今回の買収の目玉製品は、Sourcefire の『Real-time Network Awareness』(RNA) だという。RNA は、コンピュータネットワーク上における疑わしい動きを特定するソフトウェアだ。
「Sourcefire の侵入検知センサーをネットワーク上に置くと、それが全てのトラフィックを監視し、サーバーの動きに異状があれば知らせてくれる。RNA は、Sourcefire が過去2年間に開発した中でもっとも興味深い製品の1つだ。Check Point による買収も RNA 獲得が大きな狙いだった」と Pescatore 氏は述べた。
今回の買収によって、Check Point は、オープンソースの侵入検知システムとして人気の高い『Snort』も手に入れることになる。Snort は、Sourcefire の創設者で CTO を務める Martin Roesch 氏が開発したものだ。
Pescatore 氏は、Check Point が Sourcefire 買収によって得る利点として、RNA のような製品や技術、Roesch 氏をはじめとする才能あるソフトウェア開発陣、そして Sourcefire の顧客を獲得することによって、新たな収入の道が開けたこと、ならびに Internet Security Systems (ISS) や Cisco Systems といった侵入検知システム大手に伍して競う機会を得たことを挙げた。